〜異世界冒険記5 森騒動解決編〜 長引いていたこの話の幕を下ろす時がきたようです 最終回…だったら良かったのに
今回でこの章を終えようと思って…いたのですが読み返していると忘れていた事があったのでそれを今回します。なので今回では終われそうにありませんのですいませんが、後2、3話続きそうですが申し訳ありません(´・ω・`)
「ーーねぇ?」
「ん?どうしたのワタル?」
「いつの間に僕たちは村に帰ってきたの?」
いつの間にか村へと帰って来ていた僕は、隣に居るマオウへと顔を向けながらそう尋ねていた。と同時に
(……あれ?そういえば僕とマオウが助けた魔族の女性はどこに居るんだろう?)
そう思い、辺りをキョロキョロと見回していると
「あ、目を覚まされましたか」
台所の方から僕を気遣う声が聞こえてきたのでそっちに目を向けると、件の女性が立っていた。
(良かった、無事だったんだね…)
女性の姿を見つつ無事だった事にホッと安心したが、
(ーーん?よく見ると首元の辺りに切られた様な跡が残ってるけど、あの傷ってマオウが治さなかったっけ?)
あの魔族のリーダーに切られた跡がはっきりと残ってしまっているのに気付き
「その首の傷はどうしたの?確か僕が見た限りだとマオウには治してもらってた筈なんだけど…」
そう言って女性の首元を指すと
「あぁこれは気にしないで下さい。これは私と同じ種族には決まって生まれた時から存在する傷、というか『跡』ですので生き死にには全く関係ないのです」
そう言って自分の首元を指しながら話してくれていた。その話を聞きながら僕は
(…そういえば自己紹介、まだ聞いてなかったっけ?)
ドタバタしていたので未だに自己紹介をしてもらっていなかった事を思い出した僕は
「…ごめん、今更こんな事を言うのもあれなんだけど。君の名前とその…『種族』、について教えてくれないかな?」
そう言って女性に自己紹介をしてもらえる様に頼んだところ
「…そういえば自己紹介していませんでしたね、申し訳ありませんでした。」
と軽く頭を下げた後
「それでは遅くなりましたが自己紹介をさせてもらいますが、私の名前はティオ。種族は『デュラハン』です。」
そう言って女性いや、ティオは自己紹介してくれたのだった……
振り返っていると、この女性の自己紹介を忘れていました(笑)なのでこの回は紹介の回にさせてもらいました。申し訳ありませんでした
(´・ω・`)