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〜異世界冒険記5 森騒動解決編〜 長引いていたこの話の幕を下ろす時がきたようです その8
(ーー色々と言いたい文句があるにはあるんだけど、新人として入った僕が上司の仲間達が血だらけで倒れている状況下でいつまでも棒立ちをしているのは、違和感があるよね…)
そう考えた僕は膝をつきながら血だらけで倒れている魔族達の様子を調べる『フリ』をする事にした。
少しの間、そうして魔族達の様子を観察していた僕だけど倒れている魔族を観察する中で
(う〜ん…流石にやり過ぎちゃったかな?)
と、少し反省ついでにこの魔族達の惨状は自分が作り出したものだと暴露しておいた。まぁバレてるとは思うけど一応、ね?
あ、それと付け加えておくけどこの倒れている魔族達はちゃんと『生きている』からね?
で、次は多分、魔族達が失血死しているかもって疑問があるだろうけど、そこに関してはワタルが
「あ、魔族の傷は僕が『これ』で治しておいたから安心しておいてね?」
自分の持っている箱を出しながらそう言っていたしさっき僕が実際に確認したところ、普通に「治って」いたのでまぁ失血死の心配はしないで大丈夫だよ?
……あれ?これ説明回だった?まぁ良いか、それじゃあ次回に続く〜