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〜異世界冒険記5 森騒動解決編〜  長引いていたこの話の幕を下ろす時がきたようです その7

本来ならここから戦闘シーンを繰り広げる()()なんだろうけど、流石にこれ以上尺を伸ばすと読者のみんなが飽きちゃうと思うので(…まぁ多分、いやもう既に手遅れではあるんだけど)ここからは手短にストーリーを進めていくよ?

 今回はマオウのターンという事でマオウ主観の物語にしていくので、それじゃあ早速スタート!

「ーーそれじゃあ僕も自分の仕事してくるから、そっちは任せたよ?」

「ハイハイ〜」

そんな感じでゆるい作戦会議が終了し、ワタルが近くの草むらに隠れ始めていったのを確認した後

「…あの〜ガラット様〜?」

僕はそんな恐る恐るといった感じで魔族の男へと話しかけてみたが

「うるさい、黙ってろ!」

ガラットはそう言って顔を下に向けながらブツブツと考え始めていった。

(……もう、切れても良いかな?)

正直、マオウの僕がガラットみたいな格下相手を敬う必要は全く無い。それにここに来るまでに僕は散々コイツから酷い仕打ちを受けてきた。

 なのでちょうど良いのでこれまでの怒りをこのままガラットにぶつけてしまおうかと考え始めていったところで

「ーーーー(ガサガサッ)」

タイミング良く近くの草むらが揺れ始めた。当然下を向いて考え事をしていたガラットは

「ーーん?今、何か物音がしなかったか?」

頭を上げてどこからか音がしたのではと音源を探り始めていこうとしていたので

「あ、申し訳ありません。どうやら僕が草むらに当たってしまったみたいです。(ガサガサッ)」

そう言って近くの草むらに触れながらガラットに謝っておいた。そんな僕の謝罪を聞いたガラットは

「ふん!」

と言いつつ再び頭を下げつつ考えるのを再開していった……

 

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