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〜異世界冒険記5 森騒動解決編〜 長引いていたこの話の幕を下ろす時がきたようです その5 後編

「ーーーー(身振り手振りを加えながら)」

「ーーほう?」

僕は魔族のリーダーに対してさっきの攻撃を受け止める事が出来た理由を話しており、僕の話を聞いている魔族のリーダーは納得したとばかりに頷いていた。そして僕が

「まぁそんなところですね」

と言って説明が終わった事を伝えると

「つまりお前の話だと、俺はお前を()()()()()()みすみす逃した、という事なんだな?」

「ーー(笑顔で頷きながら)ええ、そうなりますね〜」

「ーーふん、小賢しい奴め」

魔族のリーダーはそんな悪態をついていたが先程よりも表情が柔らかくなっていた。それを見た僕は心の中で

(ーーうんうん、()()()()()()!)

そう、ほくそ笑むのだった……

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