〜異世界冒険記5〜予告通りに…
「ねぇエル?」
「? どうしたのワタル?」
「この箱についてなんだけど…」
そう言って僕はポケットから例の箱を取り出していた。ちなみにエルが物語に復帰した経緯に関しては、村には居たけど物語に関わらなかっただけなのであまり深読みはしないで欲しい。そうして
少しエルに関しての説明をしていると
「そういえば調整している途中だったわね〜」
エルはそう言って僕が取り出した箱を受け取っていた。そしてエルは続けて
「でも本当に箱の力を抑える方に調整するので構わないの?」
そう僕に尋ねてきていた。僕はその質問に対して頷きながら
「それで構わないよ」
そう返事をしていた。
ちなみにマリの箱は既に調整を終え、以前と同じ様に使える調整をしてもらっていた。 本当ならマリの持っている箱も僕の箱同様に力を抑える調整をしてもらい、異世界チートから抜け出したいところではあったけどエルから
「保険としてマリの箱はチート仕様のままにしておかない? あ、もちろん以前の様に勝手に暴走はしないように調整はするから勝手に力を発動する事はなくなるから安心して!」
そう念押しをされてしまったので
「まぁエルがそこまで言うなら…」
と僕は納得してマリの箱の力をチート仕様のままにしておいた。
頭の中でマリの箱についての振り返りをしていると
「出来たわよ〜」
というエルの声が聞こえてきたので僕は振り返りを中断し調整が終わった箱を見てみた。調整が終わった箱は以前の箱と比べて少し明るい色に変わっていたのでマリの箱と間違える心配はなさそうだった。
「助かったよエル」
僕はそう言ってエルから箱を受け取りつつ再びポケットにしまっておいた。エルは僕からのお礼の言葉を聞きながら
「まぁたまには女神らしいところを見せておかないとね〜」
そう言ってゆっくりと腕を伸ばしていた。そんなエルの言葉を聞いてしまったので僕は頬をかきながら
「僕も勇者らしいことをしたほうが良いのかな〜」
となんの気なしに言ってみたが
「今更過ぎない?」
伸びを終えたエルからはそんな事を言われてしまい、それに対して僕も
「だよね〜」
そう言って同意をし、そして続けて
「まぁやる事はやったから後はいつもと変わらない毎日でも過ごしましょうかね〜」
そう言って立ち上がり、僕はいつもの様に水汲みに向かおうとしていた。その様子を見ていたエルは床に寝転がりながら
「いってらっしゃ〜い」
そう言って僕を見送っていた。その様子を見ながら僕は
「行ってきます」
エルにそう挨拶をし、そこから僕はいつもと変わらない日常を過ごすのだった……
なんか終わりそうな雰囲気になってしまっていますね…まぁ正直1章で終わっても良かった話を無理やり続けているだけなのでいつ終わってもいいんですけどね(´Д`)ハァ…
まぁとりあえずこんな感じでほんとにほのぼのとした物語ばかり書いていきますのでこれまで同様、のんびりと読んで行ってください!
それでは〜 (^O^)/




