『 サトリふたたび 』
続編を考えてましたが
とりあえず完結作品を連載に戻して
続きを書いてみます
時代考証は
現代で日曜の夕暮れ時
夕暮れの海岸の浜辺を歩いているシーン
(私は、告白直後の少女の突然の言動に戸惑うばかりだった)
「私ね サトリの末裔なの、、」
交際する事を約束した直後
彼女は急におかしな言動をし始めた
前から不思議にミステリアスな雰囲気を纏った少女だとは感じてたが
少女は少し長く伸びつつある、漆黒の流れるような髪を軽く触りながら独り言のように語り出した
夕暮れの太陽が、次第に遠く地平線の向こう側に落ちて行く時刻
二人して浜辺の波打ち際を、ゆっくりと並んで歩きながらの事
どこかこの世の者では無いような、深淵の濃い伏し目がちな瞳
今時の少女には似つかわしく無いオーソドックスな身なりの服装
私はその後の対応に戸惑いながらも
何やら曰くあり気な彼女の運命を見守りたいと、強く思うようになっている自分に気づいた
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しばらくお互い無言で並んで歩いていた
日没後、もうすっかり辺りは闇に包まれていった
今日は日曜日
さっきまで周りにたくさんいたカップル、恋人たちなどもほとんど居なくなっていた
明日からの学校やら職場やらへ日常の生活に戻る為
気持ちの切り替えの準備をしつつ帰宅の途に付いて行った
前作で駆け落ちしたサトリと娘の末裔を少しづつ書いて行こうと考えてます
《参考》
『七瀬ふたたび』(ななせふたたび)筒井康隆のSF小説
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E7%80%AC%E3%81%B5%E3%81%9F%E3%81%9F%E3%81%B3
七瀬の異能力は
>人の心を読む力を持つ超能力者
とあるのでサトリの読心能力も同じようなものかも知れません
こちらは遺伝ですが、たまに隔世遺伝などもあり、平和な時代には能力が必要無いと判断されて普通の人間として生活してます




