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第四話

短いです、

いつにも増して。

「ちょっ、将っ!! それってどういうことよっ!!」


今俺たちは東屋で軍議の最中だ、

面子は雪蓮こと孫策、周瑜、黄蓋、そして今さっき紹介を受けた陸遜、

淡い緑髪の色白で巨乳の娘、

真名は穏、

そして俺の5人、


そして声を荒らげたのは孫策こと雪蓮、


「どうもこうもない、それにやらないと言ったわけじゃない、今は時期尚早だといっただけだ。」


「じゃぁ、何時やるって言うのよっ!!」


「およそ1年後。」

そう言って将は人差し指を立てて雪蓮に突き立てる


「1年っ! そんなになのっ?」


「納得いかないだろうから説明するよ、先ず未だに漢王朝が健在である事、そして未だに袁術の客将である事、この二つが俺が御使いを名乗らない理由だ。」


そう、俺は雪蓮に天の御使いを名乗るのは時期尚早だと説いている最中だ、


「一つ目の説明は?」

雪蓮がいかにも納得いかないといった顔で将を問い詰める、


「漢王朝が健在の今、天の御使いなんてものが現れれば漢王朝は真っ先に潰しにかかってくるだろう、それが俺個人にだけ向けられるのであればいくらでも戦ってみせるが俺に縁のあるもの。」

そう言って将は4人を指差す、


「そしてその縁者にも罪が及ぶだろうな、今の俺にそこまで守れるだけの力はない。」


「二つ目は?」

未だに溜飲が下がらないといった風の雪蓮が将に問う、


「先程と被るが袁術が漢王朝へのご機嫌取りのために孫家丸ごと謀反者として差し出すだろうな、そうなった時に俺は守りきれない……」



「今の状況では孫家は弱小、漢王朝からすれば潰すに容易い一勢力に過ぎない、だから今すぐには天の御使いは名乗れない。」


「なんで1年後なの?」


「来年は甲子だろ? ここ数年続くという凶作を現王朝のせいにして立つにはもってこいの年だからな。」


黄巾党が掲げた蒼天已死 黃天當立 歲在甲子 天下大吉なんてまさにそれである、


「で、将あなたは1年何をするって言うの?」

雪蓮のその言葉に完全に納得はしていなくとも理解はしてくれたのだろうと思う、


「俺に出来ることであれば何でも、AIも力を貸してくれるしな。」

そう言って将は自らのゴーグルを人差し指でトントンと叩く、


「彼の害にならないことであれば孫陣営に力を貸すことをお約束します。」


「だっ誰が今喋ったんですか?」


穏にはまだ紹介していなかったか、





説明中






「ふぇーーーー未来って凄いんですねぇ?」

と感心しきりの穏、


今現在袁術の客将故に出来ないことは多々あるものの未来を見越して政治・経済・農業など今出来る限りのことをまとめていく冥琳と穏、

将は自分用に味噌・醤油・酒などの調味料作りをしようと決めていた。




そして1年という月日はあっという間に流れてゆく。




原作時間に追いつかせるための回でした、

でわ、

ちゃおノシ

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