新月
初の小説です。その前に私は文章力なさすぎです(泣)つまらないコト間違いないです……ソレでも仕方ないから読んであげるよって方ヨロシクお願いします。
私は強いから…
一人でも大丈夫…
私は強い…
夜は好き。
暗い中にぽつんと浮かぶ月が好き。
朝…未歌は目を覚ました。
(ダルイ…)そんな言葉が浮かぶ中、制服に着替え家を出た、学校へ行くために。
学校に着くと未歌の周りに人が集まってくる。
「未歌、おはよっ」
真衣が声をかけてきた。
真衣は入学した頃からよく未歌にひっついてきていた。
「おはよう」
いつからか覚えた作りものの笑顔で挨拶を返す。
「未歌ちゃんと課題やった?横ティあんなに課題だすからマジ勘弁だよね〜」
真衣や周りのコ達が話を始める。
「やったよ。横ティ忘れるとうざいしね」
未歌は適当に話を合わせていく。
この単調な作業を放課後まで行いながら未歌は未歌という物を作っている。
学校…未歌にとってはどうでもいい場所。
大人や周りが満足するように未歌は毎日をすごす。
作りものの笑顔…たいていの人がこれで満足する。
未歌はこうやって一日をすごす。
そして明日も。
そんな毎日が変わってしまうなんて未歌は思っていただろうか……いつもと同じ毎日はもう終わりへと動きだしていた。
ゆっくりとゆっくりと誰も気付かない速さで……出会いは突然やってくる。
その日、未歌は夜の公園を歩いていた。
新月……空に月はいない真っ暗な空を見上げ未歌は呟いた消えそうな小さな声で、
「お月さまいないんだね…」
「僕なら此処にいるよ」
背中から声がして未歌は驚いて振り返った。
そこには同い年くらいの男の子がぽつんと立っていた。