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under 500 Ⅱ

朝起きたら、口が裂けてたんだけど

朝起きたら、口が裂けていた。


たまに、裂ける。


どんな夢を見たら、こうなるのか。


未だに不明だ。


夢で、笑いすぎたか。


寒さとか、かもしれない。



裂けたといっても、切れ目みたいなものが入っただけだ。


私、肌が弱いから。


口角炎とかいう、類いのやつだ。



でも、世の中はマスク時代。


私には、有り難い世の中になってくれた。


少し前の世界なら、どうだ。


口裂け女だ!とか言われていただろう。


時代に感謝だ。











「おはよう」


「あっ、おはよう」


「今日の私、どんなかんじ?」


「かわいいよ」


「ありがとう」


口裂け女だ。


この流れは、口裂け女だ。


僕はそう思った。



これでも?って言ってマスクを外したら、口裂け女確定だ。


まあ、たぶん無いだろうけど。


よく知っている女子だけど、少し怖かった。



そこから特に、進展はなかった。


学校生活は、いつものように始まった。


何のドキドキもなく今日も、普通に始まり終わるのだろうか。


僕は、あの女子と一緒に、席についた。



「ねえねえ、聞いてよ」


「どうしたの?」


「朝起きたら、口が裂けてたんだけど」


「あ、あ、そう」


口裂け女だった。


やはり、口裂け女だった。

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