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4ー9 BL展開?

 4ー9 BL展開?


 翌日、大きな変化がいくつかあった。

 その内の1つは、ご主人様のことだ。

 朝のケアがすむとご主人様は、いつもしないことをわたしに頼んだ。

 「ジェイムズを呼んでくれ」

 はい?

 わたしは、とりあえずジェイムズさんを呼びにいく。

 そして、やってきたジェイムズさんとご主人様は、二人きりで部屋にこもった。

 何?

 わたしは、興味しんしんだった。

 朝から男たちが寝室に二人っきりでこもってする事っていったら、あれしかないでしょ!

 わたしは、わくわくしながら耳をすましていた。

 「ジェイムズ、痛いっ!」

 「申し訳ございません、マクシミリアン様」

 「そっと、して」

 何?

 わたしは、耳ダンボで興奮していた。

 ドアに耳を寄せていると、後ろから誰かがツンツンと背中をつついてきた。

 「ぎやぁあっ!」

 驚いていた振り向くと、ビックリ眼のライザが立っている。

 「ごめんなさい、トガー。でも、そんなに驚かなくっても」

 「い、いや、その、ごめん」

 わたしは、ゆっくりと深呼吸をした。

 ライザは、クスッと笑った。

 「トガー、何してたの?」

 「い、いや、その、何でもないしっ!」

 わたしは、目を泳がせた。

 ライザがじとっとわたしを見つめている。

 大丈夫ですよ、ご主人様!

 わたしがこの扉を守って見せますから!

 「何をしてるんですか?お二人とも」

 扉が開いてジェイムズさんが現れる。

 わたしは、がばっと立ち上がるときいた。

 「もう、すんだんですか?」

 「はい。久しぶりだったので少し手間取りましたが、スッキリいたしました」

 マジか!

 わたしは、ドキドキしながら呟いた。

 「スッキリしちゃったんですね」

 「はい」

 ジェイムズさんがにっこりと微笑んだ。

 「旦那様もお喜びで」

 「そ、そうなんだ」

 まさかの展開にわたしの腐女子心が止まらない!

 ジェイムズさんは、どこかアンニュイな感じでわたしに告げた。

 「旦那様があなたをお呼びですよ、トガー様」

 「はいぃっ!」

 まさか、まさか、自分がそういうことの後始末をさせていただく日がこようとは!

 そそくさと部屋の中に入っていくとベッドの上には、見知らぬイケメンが?

 銀髪の、目鼻立ちの整った美中年がそこにはいた。

 「何をぼうっとしている?」

 「はひっ!」

 わたしは、訊ねた。

 「ご主人様?」

 「ああ」

 御主人様は、にっこりと微笑んでいた。

 「久しぶりに髭を剃ったんだが、どうだ?トガー」

 わたしは、がっくりと肩を落とした。

 そうなんだ。

 髭ぐらいいつでも、わたしが剃ってやるのによ!

 わざわざ、ジェイムズさんに頼まなくてもよ!

 

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