最強からの転生
「あそこにいるぞ〜!!決して逃すな!捕まえろ!」
怖い集団が追いかけてくる
「マジでしつこくないか?、俺が何したっていうんだよぉ」
俺はこの世界一の勇者、ナハロン・ファストリアだ。
・・・
ったはずw
ついさっきまでは、、、
・・・・・・・・・・・・・・
2日前・・・魔王城にて、
「よぉ、魔王デラサイヤ、お前と会うのは何度目だろう?」
「あぁ、何度来るのだろうか、なぁ、勇者ナハロンよ、其方はあきぬか、何度やっても其方が勝つ」
「こんな初めから勝敗が分かっているような戦い私も飽きてきた」
「魔王デラサイヤ、何が言いたい、命乞いか?」
「貴様が?」
「魔王として、恥をかかないのか?」
「勇者よ、貴様のレベルはいくつだ?」
「998だ、一体なにを、」
「フ、もう少しではないか?其方がいう最強というところは!」
「だが、それで楽しいのか?」
「それは、、」
「貴様が今から私を倒すだろう、貴様の経験値を見て、私を倒せばレベルは999になるはずだ」
「これは誰もが成し遂げられなかったことだ」
「勇者よ、スリルが欲しくはないか?」
「確かに欲しくはあるが、、、」
「勇者よ、転生をしてみてはどうだ?」
「そんなの神話の話だろ」
「其方ならそれを確かめることができる」
「もし、成功したならばもう一度私を倒しに来い」
「その時は負けるわけにはいかないからなw」
「転生には10年かかると言われているが、その間其方は待っていられるのか?w」
「ああ、待っててやるさ、負けたままは嫌いなのでね」
「フ、面白い魔王だな、転生してもレベル上げてきてやるよ」
「さあ、バトルだ勇者よ!」
「ハァァ!!」
「シールド!!」
パリィィン!!
魔王デラサイヤの胸には燃えた聖剣が刺さっている
「今度は、、互角に、た、たかって、みたいもんだなぁ、、」
「あぁ、必ず倒しにきてやるよ!」
「帰るぞリディス」
リディスは俺の相棒モンスターだが、正直、力を借りるほど俺は弱くはないのであまり戦いを見たことがない。
【リーリーリー!】
こいつは俺の癒しのためにいるようなもので、めちゃめちゃかわいい。
見た目は鬼のツノが生えた小動物みたいな感じだ。
「よし、いい子だ」
「だけど、俺はこれから転生とやらをしなきゃいけないみたいだ」
「お前とは少し離れ離れになるかも知れない」
【リーリー?】
(まずは聖塔にいかなきゃな、)
数時間後、聖塔より、
(ここかぁ、思ったより汚いな、何年も人が入ってないのか?)
そして、俺は最上階を目指す。
さすが聖塔、強そうなまも魔物がうじゃうじゃいる。
(だが、、、俺には及ばない!!)
シャキーーーン!
次々と切り倒して行く。
(とうとう着いたか)
すると眩しい光が俺を包む。
するとどこからか声が聞こえる。
(勇者ナハロン、適正検査通過、レベル検査通過、転生を行いますか?)
「なんか,すんなりだなw」
「あぁ、転生だ!」
「なんか、ドラゴンとかかっこいいなぁ、」
「少しワクワクするなぁ、」
(勇者ナハロンの転生を開始します)
黒い霧が俺を包む
・・・・・・・・・・・・・・
気がつくと、俺はどこかの草むらに寝ていた。
(ん?、終わったのか?)
どこからか足音がする。
「ほんとだってぇ、ここに、さっきまで、ほらいたぁ!」
「捕まえろぉ!!」
(え、ぇ、はぁぁぁ!?!?)
(これは逃げなきゃやばい!)
???
(なんか俺、足早くね?)
(あ、川だ!自分が何になったか確かめるか!)
そして俺は顔を川に近づけ、絶句した。
(ど、ドラゴン、だなぁ、うん、しかも、超超超レアなやつ、でもさ、これ、、、)
(強化素材モンスターやんけぇぇぇ!!!!)
今回からこの小説を書いていきたいと思います!
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