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城下町へ行こう 1

短いです。

チュンチュン


「う...うーん」


「お嬢様、朝にございますよ」


「...今行きます。」


あぁ、今日はなんて天気のよい日なんでしょう。




皆様、おはようございます。

先日、私には四元素に加え、高位魔法が使えることが判明しました。

あれから、無闇に魔法を使うことは禁止されましたが、制御のため、訓練するのは許されました。


無属性に関しては、この前、浮かびたくて、どうしたらよいかと考えていたところ、前世で見た宇宙ステーションの人のことを思い出し、無重力にすれば浮かぶのでは!と想像していたところ、ほんとに浮かんでしまいました。シリウス先生には風魔法と言っておきましたが、なんだか怪しまれてます。


さすがに、無属性魔法まで使えたら、異常な子として見られてしまうのではと思ってしまい、自分で調べることにしました。


まずは、先ほどもいった、重力魔法。

これは、できました。


...ちょー楽しいです。


あと、無属性といったら、時空間魔法。一番、わかりやすい例は転移でしょうか。てか、それしか思いつかなかった。あっ、アイテムボックスとか?あとで試そう。


で、調べたところ、まず、部屋内での移動は、どこでもok。部屋から、少し距離を伸ばして、庭。これもできました。あと、まだ訪れたことのない、部屋。場所はわかってます。これは...無理でしたね。あとは、トイレから自分の部屋。これは大丈夫でした。これらからわかったことは...


1、視覚内ならどこでも飛べる

(もっと遠くはわからない)

2、1度でも行ったことのある場所は飛べる

3、行ったことのない所へは飛べない


こんなところでしょうか

あっあと、もう一つ重要なこと。

それは...魔力をかなり消費すること。

自分が高魔力保持者なはずなんですが、さすがに疲れました。

視覚内の移動はそんなに消費しなかったのだが、目に見えない移動はかなり消費しました。

要練習だな




そんなこんなで過ごした1週間。


私は、ふと思い立ってしまいました。


家の外に出たことない!!


箱入り娘すぎるでしょ!


帰ってきた兄達はよく出かけているというのに...


それで、お母様とお父様に言ったところ、


「お外にはねこわーい鬼さんがいるのよ」


「そうそう、害虫ばかりだぞ!」


だそうで、はぁ、子供じゃないんだから。


あっ、はい。子供でした。


それにお父様、害虫って。

それ、男どもの例えですか?


言っておくけど、私の外見、まぁ、前世よりは可愛いとは思うけど、髪の毛は割と一般的なハニーブラウンだし、唯一特徴的なのは、瞳のアメジスト色でしょうか。


まぁ、世の中にはロリコンなる人もいるというので、あながち間違っていないのかも。



うーん、でも行きたい。

ここは、こっそり抜け出すのがおやくそくなのだろうけど、後々のお母様の怒りが怖い...


あーでも、バレなきゃいいかな?


まぁ、こんな感じに今の私の心はせめぎあっているのです。



でも、まぁ、好奇心には勝てないよね!



前々から、用意していたローブ(メイドが買い物のときに着る服)に私の服の中で比較的動きやすいワンピース。少々のお金。うん、これでばっちし!


今日、お父様は仕事、兄達はお父様に同行、お母様はお茶会。なんてグットタイミング!


そして、私は...


「テレポート!」


転移魔法で塀の外へ。


そう、視覚に入っていればよいのです。



うん、抜け出し成功かな?



よし!では、いざ出発!

今回は初めてだから、早めに戻らなきゃね

おやくそく、テンプレ、大好きです。

さて、町にはなにが待ち受けているのでしょうか!



閲覧ありがとうございました。

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