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月下  作者: 台風X号
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第六話 ヌヤバリレオンの戦力

リレーカは草原で休んでいた。


第一の将軍撃破は、月下に何らかの進化を与えていた。


「第一の将軍撃破、上手くいったけど次が第二の将軍と思うと・・・」


「何だ不満か。」


ケヴァンがリレーカの肩に手を置いた。


「まぁ、敵はあと9体もいるんだ。」


「そうですね。敵はまだまだいます。」


「だったら、月下にパーツを与えて戦うしかないね。」


ヘーセンの一言でケヴァンは急いで制作に取り掛かりに行った。


「第二の将軍が分かったよ。」


「どんな奴なんだ?」


「魔性のヌヤバリレオン。魔術を使うロボットで厄介なのはその魔術を防ぐ術がないこと。」


「月下に対魔術用のパーツを組めば勝てそうだな。」


ヌヤバリレオンは月下対策の構築をすでにしていた。


「ふっ・・・」

次回 第七話 魔性響く!月下の苦戦。お楽しみに!

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