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⁇「今の勝負、見させてもらったわよ」

文「!この声はー__」

文「この声は…ミーコさん!」

ミーコ「えぇ。(わたくし)よ。何か文句でも?」

文「いや、何もないけどー…なんか用?」

ミーコ「えぇ、そうよ。春菜さん__いや文。(わたくし)と、文バト学園徳島校に来てくださる?」

文「ゑ???」

クラス全員「「「「「えええええぇぇぇぇぇぇ!?!?!?」」」」」

文「正直ヤだよ!!なんでこんな年から一人で家族離れて名門行かなきゃいけないの!?!?しかも徳島って…めっちゃ遠いし!それにもう…(ボソッ)嫌だっ…」

ミーコ「…別に、強要はしてないわよ。あらそう、文…春菜さんなら、即答で『行く』と言うと思ったのに…正直、貴方(あなた)には失望したわ。


もう話す機会は(貴方とはもう)なさそうね(話したくない)


文「えっ…?待っ__」


ミーコさんは私の言葉を無視して、行ってしまった。


ーーー


去った後、頭が冷めてハッとした。


()()()()()()()()()()


春菜さんを見て初めに思ったことは、“私はまた、天才に埋もれていくんだろうな”だった。

器用貧乏な私は、得意なことがない。

むしろ運動は苦手な方だ。

前までは「私すげぇ何でもできるやん」と自己肯定感が高かった…のだが。

新しく転校した名門は、才能だらけ、天才だらけで。

「お前は凡人」と容赦なく突きつけてくる。


気づけは、長所であったポジティブがネガティブに変わっていた。


何か変えなけ(ヤケに)ればと思った(なった)私の口調は、いつの間にか母に似た(キツイ)ものになっていた。


その日一日は、全て上の空だった。

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