03・銃器店での買い物
三日目の投稿や♪
食事を終えてギルドを出て、リアムとラスターが訪れたのは、銃器店であった。
「12ゲージのショットシェルが三箱と、9㎜パラベラム弾の箱を三箱くれ」
「はいよ」
「それから357マグナム弾を三箱だ」
ラスターが必要な弾を言うと、人間族の店員が棚から取り出し、カウンター台へと置いていく。
リアムの方は、店内の壁際に陳列されている、ライフル銃を見ている。
「!」
その様子にラスターが気付いた。
「リアム。ライフル買う余裕は無いぞ。此処以外にも食料やガソリンだって買うんだからな」
「うん。分かってるよ」
ラスターの方を見つめて、そう答えるリアム。すると店員が反応した。
「アンタ、ガソリン買うのかい?」
「ああ。アイツがバイク乗っているからな。丁度この街に着いたら、ガソリン切れになって、必要なんだ」
「…あんな可愛らしい牝の子が、バイクに乗るのかい?」
「…オッサン…アイツはあんな顔立ちだが、牡の子だぞ?」
「えっ!? ほんとかい!? 白狐の獣人なんて珍しいから、分からなかったよ」
「まあ良く間違わられるけどな」
よく有る事らしく、ラスターは特に反応も見せずにそう返した。
「しかし残念だけど、ガソリンは買えんよ!」
店員はラスターに告げた。
「??? どういう事だ?」
ラスターが尋ねる。
「この町で売られるガソリンは全て、隣の町から購入して販売しているんだが、先週から誰も来ないんだ」
「誰も来ない…? この街から冒険者は派遣されていないのか? ギルドがあるから、ギルド所属の冒険者が居るだろ?」
何らかの事態が起きていると判断された場合、ギルドから冒険者が派遣されるという事は、冒険者であるラスターは知っていた。因みにラスターとリアムは、フリーの冒険者であり、ギルドには所属していない。
「それがギルドから冒険者が派遣されたが…戻ってこないんだ…」
店員がそう答えると、ラスターは何かを考える様子を見せた。
「…オッサン…もう少し注文だ…」
※ ※
買い物を終えたラスターは、リアムを呼んで店から出た。
「ホラよ。お前の弾薬だ。カバンにしまっておけ」
ラスターは購入した弾薬箱をリアムに渡した。
「ありがとう、ラスター」
「…それからホラ」
「?」
そう言ってラスターが渡したのは、ホルスターに入った拳銃であった。
「お前ももう一丁持っておけ。ライフルが欲しいみたいだけど、まだ買えないからな」
ラスターはリアムに拳銃を押しつける様に渡した。受け取ったリアムは笑顔で応じた。
「それじゃ宿でも探そうぜ。明日からの予定を話す必要があるからな」
そう言うとラスターは移動を開始し、それに追従する様にリアムも付いていった。
リアムの二丁目の拳銃の種類は、現在未定なんや。
次の更新は、明日の0:00分! お楽しみに♪
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