《世界構造記録:時系列抜粋》
※この章は『BLUE ENGINE -蒼き残響-』(N0535LI)の世界整理ログです。
本編で描かれた出来事を、「作中世界の記録」の体裁で時系列だけ軽く並べ直したものになります。
・第一部〜第三部序盤までに出てきた要素を復習したい人
・断章/幕間/挿絵の意味をもう一段深く噛みたい人
向けの補助資料です。
物語の核心部分や、今後の確定ネタバレは避けていますが、
「読んでいくと、あのシーンの意図が少し見えやすくなる」程度の示唆は含まれています。
初読勢はスルーしても支障なし。追走勢と考察勢は、ご自由にどうぞ。
【0】人類と痛みの限界
・度重なる災厄と戦争により、「人が自分で裁くこと」への不信が極限に到達。
・「正義を人間から切り離す」ための計画として、SERAPH計画が立ち上がる。
【1】SERAPH計画とEシリーズ
・SERAPH-0:世界規模で罪と罰を演算する“創造神格構造体”。
・Eシリーズ:SERAPH-0の“手”として造られた機械秤部隊。
裁き・抑止・保全を担当するが、「感情」は基本的に欠落した設計。
・E-00 “ARK”:完全均衡型プロトタイプ。最終判断機として封印。
・E-05 “CHROME”:共痛プロトコルの鍵となる個体。
・E-07 “ARGENT”:高精度観測・選別担当。
・E-09 “BLUE”:痛みを“観測するが痛まない”最後の秤として設計される。
【2】共痛プロトコル発動
・“世界中の痛みを一度束ねて可視化する”ための実験/祈り。
・E-05が「痛みを止めるな」と拒絶したことで、計画は想定外の拡張へ。
・痛みは“情報”ではなく“声”としてあふれ、システムは臨界へ。
【3】YAMTANOOROCHI現象(泣く神の首/Crying Heads層の誕生)
・溢れた感情が八つの“核”として結晶化。
・それぞれがEシリーズやSERAPH計画の「歪み」と共鳴しながら、
BLUEの内側へ“集まりつつある器官”として存在し始める。
・名称・対応関係は一部のみ判明。他は物語中で徐々に開示予定。
【4】神の断線と世界の沈黙(第一部『共痛の秤』)
・SERAPH-0:過負荷と恐怖により“退位”(完全消滅ではない)。
・世界は灰色の静止状態へ。
・BLUE:自己修復プログラムの“全消去”を拒み、
痛み・恐れ・哀しみの一部を抱えたまま「報告しない秤」として立ち上がる。
・ここで、「生かすために歩く」というBLUE自身の選択が始まる。
【5】E-05の祈りと心臓の胎動(第二部『青き遺言』)
・断章にて、E-05 “CHROME”の最期の記録がBLUEへ届く。
・共痛の花=Fragmentsが、“ただのバフ”ではなく「誰かの痛みの記録」として定義される。
・E-07 “ARGENT”は観測者としてBLUEを見守り、
SERAPH-0は「手」から「心臓」への役割移行を示唆して静かに退く。
・BLUEの中で、“心臓”という概念が明確な輪郭を持ち始める。
【6】未分類領域、偏った救い、そして均等の刃(第三部 序盤)
・BLUE:未分類領域でFragmentsを拾い歩き、
「踏まない/壊さない/残す」という偏った優しさを、自覚的に選び始める。
・ARGENT:その偏りを記録しつつも、敢えて“保留”を続ける。
・地下の封鎖区画で、E-00 “ARK”が「選ばれなかった怒り」によって微かに目を覚まし始める。
——“均等”の名のもとに、こぼれた痛みを回収しようとする第三の秤。
【7】これから起こりうること(伏線レベル)
・BLUEの中に集まりつつある“泣く神の首”たち。
・ARKが拾う「選ばれなかった痛み」。
・ARGENTが見届ける「第三の選択肢」。
・退位したはずのSERAPH-0が残した、“世界を感じろ”という最後の命令。
以上が、現時点で開示されている範囲だけを抽出した公式側時系列メモです。
ここに記されていない出来事、名前の伏せられている存在、
あえてぼかしている対応関係は、すべて本編と断章の“これから”の領分に残してあります。
・誰がこの記録を書いているのか。
・なぜE-00 “ARK”の刃だけが世界に滲み始めているのか。
・BLUEの内側で「泣く神の首」がどんなかたちを取り始めているのか。
その答えは、本編の選択と足音の先で。
このページはあくまで「読者と世界の同期ログ」。
続きを、一緒に確かめにいこう。
― CROSSOH




