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第27話 服を着せ替えてあげる

《今日のお昼休み 姫夏六花トイレ中》


 今日のお昼は転校して来た凛も誘って、久しぶりに小学校の同級生同士で食事を取ろうと思ってたら。結女が秋崎君をどこかに連れて行ってしまって、食事ができなかった。


 それで、食堂で食事を終えた後、トイレに入り。いつも結女が使っている理科準備室の監視カメラをスマホで確認したら───


『ニャフフ……尋問の時間よ。秋崎……』


 秋崎君の膝の上に股がって、変なプレイをしている2人が映っていた。


「結女。急いで出ていったと思ったら、理科準備室で、秋崎君と2人っきりでイヤらしいな事をしてるなんて約束が違うよね」


 私はスマホに映る2人のイヤらしいプレイを、食い入る様に見ていた。


『は、かせるぞ。有栖川』

『ええ! ちょっと濡れているけど。大丈夫よ。かせないれ』


「私がずっと近くにいても女の子としては見てなかったくせに。結女にはそんなエッチな事や優しくしちゃんだね。君は……むむむ! ちょっとイラっとしちゃったよ。それに結女も結女で嬉しそううにお尻を振っちゃうなんて……これはもう────」


 今日は凛と秋崎君に会話してもらう為にも昼食は事をしたかった。


 監視カメラで気になる幼馴染みと親友のイチャイチャを見せつけられてた。 


 その秋崎《幼馴染み》は親友のお尻をガン見してるし。


「秋崎と結女をお仕置きするしかないね」


 私はトイレの中で小さく告げた。放課後にでも罠にめて、2人の恥ずかしい動画を目の前で流してあげよう!


 それで結女の前で、私と秋崎のイチャイ……いやいや。凛にも手伝ってもらうんだから、それは無理。


 秋崎君をもてあそぶのは、夜。私と2人きりになってからにしないと駄目駄目……


《放課後 有栖川結女の部屋》


 昼休みに2人をめる作戦を立てて、放課後に実行。凛の寝返りで、催眠薬をふくんだハンカチを口と鼻に当てられて眠らされた。

 

 返り討ちにあってたんだ。それで起きてみたら、私は結女の部屋で何でこんなことになってるの?


「手足を拘束具で固定して……何をする気? 結女ゆめ


「ニャフフ。何よ。分かってでしょう? それにしても………あんた。私と秋崎のやり取りを動画で見て興奮したよ? それで私達をハメハメしようとしたんでしょう? 六花」


 結女が悪戯いたずらっぽく笑いながら。私の制服のネクタイをゆるめて外していく。


「秋崎君と凛はいない?……今、ここには結女しかいないの?」


 凛の睡眠薬をいだせいか、頭が上手く働かない。結女は次に私が着ているブレザーと脱がすとYシャツのボタンをゆっくりと外していく。


「そうね~、今は居ないは。それよりも。六花、私達が喧嘩したりしたらどうやって勝敗を決めるか覚えているかしら?」


 ……結女は私のYシャツのボタンを全て外すと。Yシャツを脱がせ始めた。次にスカートのファスナーを緩めて外し、ソックスも脱がされて私は下着だけ着けた状態になってしまった。


「……勝負に負けた方は大人しく。勝った方に従って、どんなエッチなプレイもさせられる」


「そうね。そして、今回の勝者は誰かしら? 六花~」


「結女よ。だから今回は結女が私の身体に、どんなエッチなプレイもできる権利がある」


「ニャフフ!! そうそう。最高ね。六花!」


 結女とは、小さい頃から面識があって、ならいや塾も一緒だったし、中学の同級生でもある。そのせいで結女は私に対して容姿がない。


「今回はメイド服にコスプレしてもらうわよ。六花! タイトルはそうね………『クールビューティーエロメイドの生着替えよ』。最高の題名ね」


「何? その題名。最低の題名じゃない?」


「なんですって? そんな事を言う六花には容姿してあげないんだからね。チェヤ!」


「や、止めなさい。結女! 裸にするのは反則だよ」


 結女はそう言って、私のブラジャーのフックを外して、胸にかかっていたブラジャーを取った。


「……綺麗ね。それに凹んでるの? それに大きいは、今、何カップなの? 正直に言いなさい!」


 鞄から何か棒の用な物を取り出して……あれ学校の先生が使う指示棒しじぼう? 何に使う気なの?……と思ったら。私の胸の真ん中に押し当てて、興奮し始めた? 相変わらずの変態さんだね。結女は……


「んくぅ///………言わない」


「言いなさい。普段は私は六花に負けて恥ずかしい事ばかりやらされてるんだから、この時くらいは私の言うことにちゃんと従ってもらうわよ。六花の今のおっぱいの大きさは何カップなの?」


 ……指示棒で胸をでる様に触《ふ、》れて来るなんて、恥ずかしい。


「イ、Eカップ。この間。ブラジャーのサイズが合わなくなってたから成長してるの……」


「イ、E~? 私だってまだDなのよ…ハレンチだわ」


ペチンッ!


「ひゃあ?! 何で胸の真ん中を指示棒でペチンペチンするの?」


「刺激を与える健康法よ。それに六花が負けた私にいつもやっている事をやり返してだけよ。因果応報よ」


「私。こんな激しくやってない……それにカメラまで回して、私の恥ずかしい所を記録する気なの?」


「当たり前よ。あんただってやってるんだから仕方ないわ。ほら下の下着も脱がせるわ。それで、メイド服様にガーターベルトパンツをかせて撮影会のスタートよ」


 ……ガーターベルトパンツで撮影会? 意味が分からないんだけど。そんな事を考えている間に結女は私のパンツを脱がせ始める。


「………なんかエッチな下着を履いているのね。六花は……ちょった湿ってないかしら?」


「ない! いいから早くこの拘束を外して結女。秋崎君と凛に見られる前に。ね?」


「ん~? 安心しなさい。六花、秋崎と凛なら、六花の服を脱がせ始めた最初からずっと見ていたから。大丈夫よ」


「へ……あ?……ずっと見られていた?」


「ハ、ハレンチです……六花ちゃんの全てがハレンチです」

「よ、よう。姫夏。有栖川に呼び出されて、隣の部屋から戻って来たら……全裸で何やってんだ? お前等」


「本番無し、相手役無しのエロ動画撮影会よ」


「い、いい……いやぁぁぁ!! 私の全裸を見ないで!! 秋崎君!!」


 私の絶叫の声が結女の家に響いた。



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