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第18話 ランカスター領内の屋敷にて

(かるたブームでバタバタしているランカスター領の屋敷にて、、。)


ランカスター領の屋敷には、問い合わせの手紙が殺到した。予想していたよりもかなり多い…。


僕としては、王族にはかるたを特別に渡したけど、こんなに早くかるたの販売をするつもりではなかった。

貴族や平民などの王都全体への販売は同じ娯楽品のオセロや将棋、トランプを作ってから追々これからまた作るものも含めて全て売れるようなランカスター家直置の自分の店を作って徐々に売ろうと思っていたのだ。


完全にこれは僕に責任がある。あの時、王族にきちんとまだ広めないで欲しいと言っていなかったから、、。

でも今はそんな事を考えている時間はない。


僕達は緊急のチームを作った。問い合わせの返事を担当する人、在庫確認をする人などそれぞれの担当を決め一つ一つ対応していった。

在庫確認が終わり、足りなかった分の作成を職人に報告、直ぐに制作を始めてもらった。

とりあえず、上級貴族や問い合わせの手紙を送ってくれた貴族を最優先にしてかるたを送り、それが終わるとランカスター領内で1番大きなウィンザー商団に行き、かるたの販売をウィンザー商団で取り扱って貰えるように色々な手続きを済ませた。


手紙を送ってくれた貴族全員にかるたを送り終わった頃にはおよそ1ヶ月が過ぎており、その頃には皆んなの疲労が限界を超えていた。


後日、王族からは迷惑をかけてしまったと長文の謝罪の手紙と、大金が送られてきた。


僕は緊急チームに5日間の休暇と特別手当を出し、休ませる事にした。


とりあえず、無事に終わってよかった、、。

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