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第14話 帰宅

今日は、ランカスター領に帰る日だ。


「レオン様、馬車の準備が終わりました。」

「あぁ、ありがとう。」

「こはくとれおかえっちゃうの?」

「うん。」

「アイザック、昨日レオと琥珀が帰る事伝えただろう。」

「うん、、バイバイ。」

「じゃあねレオ、王立学校でまた会おう!」

「うん、またね!」


王宮に居た5日間で、僕も琥珀もアルとアイザックと随分仲良くなった。アイザックは僕達が帰る事をすっかり忘れちゃっていたみたいで、寂しそうにしていた。


「レオン様、着きましたよ。レオン様!」

「あぁ。」


馬車に揺られながら眠りにつくと、次起きた時にはもう屋敷に着いていた。


「お兄様、お帰りなさい!」

「ノア!ただいま。」

「レオン様お帰りなさいませ。」

「セバスチャン!」


屋敷に着いて、ノアやセバスチャンの顔を見るとやっと家に帰ってきたという感じがしてすごくほっとした。

帰ってきたのがちょうどおやつの時間だったので、ノアやセバスチャンとお茶をしながら王宮での話をした。

ノアは僕が居なかった間、屋敷で起きた事を話してくれた。

まず、木製のかるただけじゃなくて貴族用のかるたも量産が可能になったということ、そしてアルが言っていた通り、案の定僕の側近になりたいという貴族から大量の手紙が届いているとのことだ。

大量に届いた手紙をどうしようかと思いセバスチャンに相談すると、


「どの道王立学校入学までに側近は決めなきゃいけないですから手紙に少し目を通して、その中で仲良くなりたいと思う方がいたら普通にお返しして、その他の人には軽く断りの手紙を送ればいいでしょう。」


と言っていたので後で少し目を通しておこうと思う。







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