表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒と金の王女姉妹  作者: 八咫烏
2/4

事故そして

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

「お父さん、お母さん行ってきます。」

入学式、笑顔で両親に挨拶するそれが最後とは思わなかったな。


気持ちが高ぶり笑顔で入学する高校にスキップしそうな勢いで投稿していると悲鳴が聞こえふと顔を向けると暴走バスが自分の方へ向かってきていて認識したときには飛ばされて死んでしまった。

しかも神様の手違いでなくなってしまうなんて………



「そろそろ落ち着きましたか?」

「あ、はい。すみません。」


優しく微笑む女神に声をかけられて委縮しながらうなずく。


「あなたには申し訳ないことをしてしまいました。生き返すことはできませんができる限りのことはさせてもらいますよ。」


「分かりました、ではひとつは両親の幸せを……もう一つは知らない場所に転生させてくれませんか?」


「両親思いなのですね。しかし他のところでよろしいのですか?同じ両親のもとに生まれ変わることも」


「いえ、できれば生まれ変わっても私として意識や記憶は残してほしいのです。ただ両親のもとだと私として見てくれないので………」


辛くなると考えわがままと思いながらも少し俯きながら答える。


「いいでしょう。では、私の管理するもう一つの世界に転生させます。優しい家族のもとにいけるように選んでおきますね。それと魔法や剣のある世界ですのである程度の力を与えておきます。両親も立ち直り幸せになるようにしておきましょう。他にはなにかありませんか?」


「そこまでしていただけたら何もありません。よろしくお願いします。」

頭を下げてお礼をする。


「こちらこそ受け入れてくれてありがとうございます。ではそろそろ送りますね。よき人生を。」


女神様が微笑み頭を撫でてくださると少しずつ意識が遠のく。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ