一日目
チートしません
むしろ嫌いです
一章
(誰かこの作品を読んでくれ)
ポテチを開けっ放しにして、テーブルの上に置き、この小説を書き始めた
この物語は本当に起こった話である
そう思いながらカタカタとパソコンに打ち続けた
何度も書いているがここまで本気になったのは初めてだ
そうして
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僕は高校一年生 八瀬 樫尾
世間ではただの害悪とされている
いわゆる”ひきこもり”と呼ばれている奴である
今日も昼からノーパソでYouTubeを見、Twitterを見ている毎日
いつもと変わらない毎日
いつもと同じように過ごしてきた
そして夜になった
暇だ
でも学校には行きたくない
ただただトラウマがよみがえるだけだ
風呂に入って今日の疲れ(?)をゆっくりと落とす
風呂から上がってきて着替える最中
何を思ったのか、ふと鏡を見てみた
背中の部分とおなかに赤い切り裂きのようなものが走っているのが見えた
普通の人なら「俺、かっこいい!」とか思うだろう
普通思わないか?(二度目)
思わないな(確定)
しかし、もともとアトピー体質だった俺はすぐに、じんましんだと気づく
そういや今週、布団のシーツ洗ってなかったな
よくあるあるだ
布団の上でパソコンを広げてだらだら過ごしているのがあだになった
この上汗臭いし汚いんだよな
家族全員自分の部屋に近寄ってすらこない
おまけに妹はもともと自分の部屋の隣だったのだが
寄ってくるなとばかりに仕切りに何重もガムテープを張られている
どうでもいいが
久しぶりにじんましんが出たので薬を飲んだ
あんまりじんましんを見くびってはいけない
じんましんは、あまりのかゆさで
夜、まったく眠れなくなる
今はただのオタクとなり、何もすることがなくなったので
社会にも自分にも、何の影響もなかったが
昔、まだ学校に行っていたころ、そのせいで学校に遅刻することが
多々あった
それを先生に言っても話を聞いてもらえず
本当に面倒だった
普通なら塗る薬とかがあるのだが
自分には合わないので、良く効くが、すごく眠くなる薬を飲まないといけない
なんでも結局のところ睡眠導入剤だそうだ
昔からある薬のようで市販ではこれくらいしか売っていないのだと
錠剤を2粒飲み、そのまま倒れこむように寝た
飲んだ直後に気づいた
この薬、2年くらい飲まなかったけど大丈夫だったかな?
いつ終わるかわからない地獄が待っていると知る由もなく
(言いたいだけ)
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起きたら知らない場所にいた
何故に?