表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/13

入院初日は忙しい

 このエッセイ2回目になる今回は昨日の事、入院初日の出来事をお話してみようと考えています。


 ですが病院の経営方針や患者の症状によって、病院側の対処は色々変わってくると思いますから、あくまで入院初日の雰囲気をお伝えする程度になると思います。


 今回はベッドの空きの関係上でお昼過ぎからの入院でした、田舎ですので交通事情は車に依存していますが、病院から事前に自家用車での来院はやめて欲しいとの連絡がありましたので、今回はタクシーで向かう事にしました。


 病院に到着しますと、先ず受付へ向かい入院の書類を提出、入院患者は自前のスリッパに履き替えた後、担当医の先生の問診と入院中の治療プログラムの説明を受けます。


 ここで自分の細かな状況を聞かされ、こんな風に貴方は不調ですから効果的な方法はコレでですよ、という感じの説明をされます。


 私の場合はヘルニアの数も多いので切開手術はせずに、持続牽引療法と理学療法を中心にプログラムを組まれ、補助として毎日朝晩に炎症を止める点滴と痛み止めの注射を打って、しばらく様子を見るという事になりました。


 先生からの事前説明の後は、看護師さんから現状把握のレントゲン撮影を指示されまして一枚撮影、その後は看護師さんの誘導に連れられて病室へと連れて行かれます。


 病室に着くと先ずは、看護師さんから手渡された入院の中の治療プログラムに従う旨を書類で提出し、その後は寝巻きに着替えます。


 そこから器具の説明が始まり、方法や回数などを説明され、検尿と検温、血液検査と心電図、血圧に末端の酸素濃度の確認、薬物や食べ物のアレルギーや既往症の確認などを看護師と栄養士の方々が行います。


 全ての検査が終わった後は、私の場合は点滴と持続牽引と腰のあたためながら行い、その後に理学療法士さんと状態確認をしてからリハビリを開始。


 それが終わったら再び検温をしてから夕食をいただいて薬を服用します。


 私の場合は糖尿や高血圧がないので薄めの料理が出てくる事も無い感じですが、やはり脂を控えた肉は余り出ない野菜中心の普通食なので、肉食系おっさんの私の場合、焼肉禁断症状に悶えるかもなんて思います。


 ご飯の後は再び持続牽引を行って、寝る前に巡回にくる当直看護師さんに痛み止めの注射を打って貰ってから、洗顔歯磨きをして寝る前の余暇を一時間程楽しんで二十一時になったら消灯時間となり、当直看護師さんの巡回に体調を説明して就寝のご挨拶をする。


 これで漸く初日が終わりました、文字にするとのんびりしてますが、説明するのもされるのも中々のボリュームがあり、引っ切り無しに誰かが来るので喋りぱなしと言う感じでしたね。


 その中で今回びっくりしたのは、最近の点滴の針って樹脂性で刺したままに出来るんですよ!前の入院では両腕穴だらけになりましたから、最近の医療は便利になっているのだなぁと妙な感動を覚えてしまいました。


後、今回ご一緒する病室の皆さんは夜中に合唱の練習をされる様で、中々のハーモニーを披露されて中々眠りに就けず、これを書いている今は眠くって仕方ない感じです。


という訳で、荷物に一つ追加するモノとしまして耳栓も必要だと最後にお伝えして、初日の纏めとしておきます。


ここまで読んでくださってありがとうございます、それではまた後日お会い出来る事を楽しみにしていますね〜。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ