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プロローグ

今回も突発、これはネタがあるので一様ちょくちょく更新はします

一ノ瀬 恭歌(いちのせ きょうか)それが私の名前


高校二年生で、それでいて…学校での立場は所詮モブ、でもこの物語ならそうは行かない。


だってこれは『ヤンデレゲーム』、ノーマルエンドでも拉致監禁は普通で、狂愛がテーマのゲーム。


主人公の名前は自由に変えれるけど確かノーマルネームは一之瀬 結香(いちのせ ゆいか)


一ノ瀬恭歌はこのゲームの立ち位置からしたら簡単に言うとヤンデレゲームの監禁コース、心中コース、そして惨殺コースのすべてのルートで殺されてしまう立場のかわいそうな悪役もどき。


正直この子(一ノ瀬恭歌)はかわいそ過ぎる。


と冷静に考えて見るもやっぱり考えてみるとあれだ、何というかその、うん、


私、トリップしてきちゃいました。


冷静にいるように見えて私は冷静じゃない。だっていつの間にか目が覚めたらここにいた、そうとしか言いようがないこの状況…むしろ落ち着ける方がおかしい。


不思議なことに私の顔はまんま前と一緒。


この世界ではこの顔を持った恭歌として生まれてきたらしい。ちなみに何で自分の名前が解ったかというとここが病院だったから。


どうやら私は事故にあったそうで…


ここでこのゲームの記憶が戻ったのは幸運というべきか。

このゲームは、大抵がここで終わる。バットエンドが多いとそうなってしまうよね、わかる。


一応この子の記憶、つまり生まれたときからの記憶もばっちり覚えてる。でもなにが心配かって言うとそう。心配性の幼なじみ(攻略対象)がほんわかしているだけのヒロインと付き合う将来が心配というかなんというか。


私は一応自分の身だけ守って20歳を迎えてやろうと心に決めた。


で、今いちばん身近な問題は何かというと


「恭歌!心配した!よかった、生きてる。」


そう言いながら私を絞め殺さんばかりに抱きしめるこの幼なじみの西園寺晃太(さいおんじ こうた)くんについてだったりする。


「こ、うた…ん、そのままじゃ、私死ん…じゃう……!!」


私は力を振り絞って西園寺君を殴った。

正直悪いとは思っているが後悔はしていない、非情な女と言われようが命は惜しい。


「った!いってーよ恭歌!!頭割れる…!」


「絞め殺そうとした君が悪い。」


私が切り捨てるように言うと西園寺君は一瞬目をぎらつかせた。

そうこの時点では自意識過剰的発言だけど西園寺君の気は私にある。でもこれから出会う一之瀬ちゃんに西園寺君は惹かれていく。そして歪んでいって…最後に私を殺して彼は一之瀬ちゃんとくっつく。ちなみに私の遺体は火葬場で焼かれて、簡単に言うと普通に死にます。ちなみに死因はリスカ、この西園寺君に自殺偽装されます。


ま、私はその運命から逃れるために主人公達から一番近い場所、つまり同じ学校で過ごしてそのフラグ折っていこうと思います。


とにかく自転車に跳ねられて検査入院はさすがに大げさだと思うのは私だけですか?


さて、一ノ瀬と一之瀬、そして数の人の攻略対象を巻き込んだ学園系恋愛書きますか!!

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