表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/11

日本初空襲

まえがき

戦後から60数余年、当時の貧乏と食生活の貧困は、いつまでも語り草として言い伝えなければならないと思う。

誰もが貧困と闘っていた、それは言い伝えられなければいけないと思う。

名古屋日本初空襲 (1)

アメリカの日本本土初空襲は名古屋市内で昭和17年4月30日午後12時30分頃だと記憶している。

私は名古屋第一工の2年生になったばかりでした、授業が午前で終わり帰宅途中だった。

堀田行きの市電に乗るため鶴舞公園前停留所に立っていた、異様な飛行機の飛ぶ音でまぶしい空を見た、双胴機が一機ゆうゆうと北から南へ飛んでいた、多くの市民に何の変化もなく通行人でも空を見るわけでもない日常だった。

「日本にもロッキードP38に似た飛行機が出来たのだ」、と思った瞬間、鶴舞公園の公会堂あたりから「カーン、カーン、カーン」と音がする、初めて高射砲の発射音を聞いた、同時に「空襲警報」のサイレンが鳴る、あたりにズボ、ズボと飛行機の下で爆裂音、「やはりあれはP38だと思った、足元へカラカラと高射砲弾の破片が足元へ落ちてくる、拾って帰ろうと思い拾ってみたが火傷しそうに熱くやめた、トゲトゲだった。P38は南方へ飛んで行った。空襲警報下だとゆうのに電車内では空襲の話題はなく、雁道で私は降りた、西方向で黒煙がもうもうとあがっている、駐在所のおまわりさんの腰のサーベルがガチャガチャと忙しそうに高蔵砲兵工廠のほうへ走って行った。工廠へP38の落として行った爆弾は一発だった、がP38は中国へ帰る途中日本の占領下の飛行場に降りて殺されたが戦後戦犯裁判にかけられた事を戦後知った。

名古屋日本初空襲 (1)

アメリカの日本本土初空襲は名古屋市内で昭和17年4月30日午後12時30分頃だと記憶している。

私は名古屋第一工の2年生になったばかりでした、授業が午前で終わり帰宅途中だった。

堀田行きの市電に乗るため鶴舞公園前停留所に立っていた、異様な飛行機の飛ぶ音でまぶしい空を見た、双胴機が一機ゆうゆうと北から南へ飛んでいた、多くの市民に何の変化もなく通行人でも空を見るわけでもない日常だった。

「日本にもロッキードP38に似た飛行機が出来たのだ」、と思った瞬間、鶴舞公園の公会堂あたりから「カーン、カーン、カーン」と音がする、初めて高射砲の発射音を聞いた、同時に「空襲警報」のサイレンが鳴る、あたりにズボ、ズボと飛行機の下で爆裂音、「やはりあれはP38だと思った、足元へカラカラと高射砲弾の破片が足元へ落ちてくる、拾って帰ろうと思い拾ってみたが火傷しそうに熱くやめた、トゲトゲだった。P38は南方へ飛んで行った。空襲警報下だとゆうのに電車内では空襲の話題はなく、雁道で私は降りた、西方向で黒煙がもうもうとあがっている、駐在所のおまわりさんの腰のサーベルがガチャガチャと忙しそうに高蔵砲兵工廠のほうへ走って行った。工廠へP38の落として行った爆弾は一発だった、がP38は中国へ帰る途中日本の占領下の飛行場に降りて殺されたが戦後戦犯裁判にかけられた事を戦後知った。

名古屋日本初空襲 (1)

アメリカの日本本土初空襲は名古屋市内で昭和17年4月30日午後12時30分頃だと記憶している。

私は名古屋第一工の2年生になったばかりでした、授業が午前で終わり帰宅途中だった。

堀田行きの市電に乗るため鶴舞公園前停留所に立っていた、異様な飛行機の飛ぶ音でまぶしい空を見た、双胴機が一機ゆうゆうと北から南へ飛んでいた、多くの市民に何の変化もなく通行人でも空を見るわけでもない日常だった。

「日本にもロッキードP38に似た飛行機が出来たのだ」、と思った瞬間、鶴舞公園の公会堂あたりから「カーン、カーン、カーン」と音がする、初めて高射砲の発射音を聞いた、同時に「空襲警報」のサイレンが鳴る、あたりにズボ、ズボと飛行機の下で爆裂音、「やはりあれはP38だと思った、足元へカラカラと高射砲弾の破片が足元へ落ちてくる、拾って帰ろうと思い拾ってみたが火傷しそうに熱くやめた、トゲトゲだった。P38は南方へ飛んで行った。空襲警報下だとゆうのに電車内では空襲の話題はなく、雁道で私は降りた、西方向で黒煙がもうもうとあがっている、駐在所のおまわりさんの腰のサーベルがガチャガチャと忙しそうに高蔵砲兵工廠のほうへ走って行った。工廠へP38の落として行った爆弾は一発だった、がP38は中国へ帰る途中日本の占領下の飛行場に降りて殺されたが戦後戦犯裁判にかけられた事を戦後知った。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ