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登場人物やメカなど(ネタバレ有り)

第一幕:登場人物紹介(ガンドック傭兵団)


「欠陥品」と蔑まれた者たちが集い、一つの家族となった。それがガンドックです。


一条 カイ(16)

出自:日本の剣道界で「神童」と呼ばれた少年。

容姿:線が細いようだが割と鍛えられた身体

身長は158センチ 黒髪黒目だが少し茶色がかっている。切れ長だが、やや垂れ目。まあ充分美少年な容貌。本人はもうちょっと身長が欲しいと思っている。

挫折:右膝の粉砕骨折と、姉・澪による精神的な支配。

役割:カグツチの操縦士。魔力マナを全く持たない「バイアス・ゼロ」ゆえに、リトと純粋な神経直結が可能。

武器:前世で培った「0.2ミリの剣理」。リトの圧倒的な物理出力を、精密な一閃へと変える。


リト(カグツチの意思)

正体:超古代遺物レガリア、カグツチの演算人格。

形態:銀髪の少女として実体化するが、カイとの距離が離れるとホログラム化し、さらに離れると消滅する。

容姿:見た目は15、6歳くらいのガチの美少女

身長はカイとほぼおなじ

赤茶の髪に赤茶の瞳、普段はセミロングだが実は髪型は自由自在。良く髪型や服装を変更するくらいにはオシャレ好き。

性格:誇り高く毒舌だが、カイに対しては深い共鳴と信頼を寄せる。魔導文明の機体を「不純」として嫌う。


ロキ(17)

役割:ガンドック主任整備士。

才能:鉄屑の中から「まだ生きているパーツ」を見抜く、泥の中の天才。

容姿:赤毛に鳶色の瞳 身長は172センチ。筋肉質で体幹が強そうな体型。クリクリ動く丸い目が特徴

性格:基本的にガキ、シエラに惚れている。

リトに対しては純粋にメカニックとして彼女のメンテナンスに情熱を燃やす。カイの良きライバルであり親友。


バルガス・ギリアム(36)

役割:ガンドック団長。元・神聖アルカディア帝国将軍。生身でも魔導鎧に載っても相当強い

容姿:身長192センチ体重100キロ

ゴリマッチョ

焦茶の瞳、焦茶の髪。太い眉、鋭い眼光、頑丈そうな顎、見た目は子供が泣き出すくらいには怖い。

性格:善い人、鋼の意志、面倒見良すぎな親父さん

信条:効率と規律に縛られた帝国を捨て、「壊れたら直して生きる」傭兵の道を選んだ。カイの父親代わり。


シエラ

役割:ガンドック副長。

容姿:身長155センチ

小柄だが割とナイスボディ。美人さんです。

年齢は教えてくれません。

性格:実は優しい苦労性

ガンドックのお袋さんと言うと怒ります。

裏の顔:石版の管理を通じ、世界がリトを「不具合」として抹殺しようとしている真実にいち早く気づく。家族を守るため、あえて「嘘つきの聖女」を演じる。


第一幕:機体解説(魔導鎧・レガリア)


カグツチ(愛称:リト)

分類:超古代遺物レガリア

駆動方式:永久機関(純物理駆動)

特徴:マナを一切使用しないため、魔導センサーに映らない「空虚の死神」。

状態:右腕が欠損しており、現在は左腕一本。ロキが作った「大型スパナ」を武器とする。

必殺:超音速移動の摩擦熱でオイルを引火させる物理発火。炎を纏った一閃は魔導障壁をも焼き切る。


テツカブラ(ガンドック・カスタム)

搭乗者:バルガス

分類:重装甲格闘型ギア

特徴:各国の廃棄パーツを継ぎ接ぎして作られた「動く城塞」。

武装:巨大な物理盾と、近接粉砕用のパイルバンカー。魔導技術よりも「鉄の質量」に重きを置いた設計。


アイアン・グレイ(帝国正規仕様)

分類:近代量産型ギア

特徴:魔導スロットによる高度な自動制御。パイロットの技量をマナの出力で補う「規格化された暴力」。

弱点:リトの超音速機動など、想定外の「物理法則の極北」には演算が追いつかず、紙細工のように破壊される。


勢力図:第一幕の総括


神聖アルカディア帝国(The Holy Arcadia Empire)


大陸の7割を支配する、魔導産業革命の頂点に立つ軍事大国です。


社会思想:規律と規格(オーダー&スタンダード)

帝国において「価値」とは、マナ(魔力)の出力と、どれだけ規格に適合しているかで決まります。人間も機体も「部品」として扱われ、代替不可能な「個性」や「欠陥」は徹底的に排除されます。魔力無しのカイがゴミとして見られたのはこの帝国的価値観によるものです。


技術体系:洗練された魔導工学

古代の遺物アーティファクトを解析し、誰でも一定の力を発揮できる「魔導スロット」と「規格化されたギア」を量産しました。


帝都の風景:白磁と歯車の檻

帝都は白磁の石材と金装飾で塗り固められ、一見すると清潔で美しい「地上の楽園」です。しかし、その地下では膨大な魔力を生成するために、周辺諸国から奪った資源と、規格外として切り捨てられた労働力が消費されています。


リトの正体を知れば「世界の秩序を乱すバグ」として、徹底的に排除・破壊しようと狙うでしょう。


バベルの裾野(The Slums of Babel)


帝国の版図から外れた境界線。七国の廃棄物が堆積する「鉄の胃袋」にして、物語の原点です。


社会構造:執念と循環(ウィル&リサイクル)

「捨てられたもの」だけで構成された世界です。ここには帝国の法も教国の神も届きません。あるのは「動くものは価値があり、動かないものはただの鉄屑」という原始的な真理だけ。住人たちは、死んだ機体からパーツを剥ぎ取り、継ぎ接ぎして明日を生き抜く、強かな生命力に満ちています。


地理的特徴:鉄の地層

数千年前からの機体の残骸が積み重なり、それ自体が山脈のようになっています。下層へ行くほど古い機体が眠り、そこにはマナ以前の「物理の時代」の遺物や、濃密な残留思念が澱のように溜まっています。


精神性:泥臭い肯定

バルガスやロキが体現するように、ここでは「壊れていること」は恥ではありません。壊れたら直せばいい。歪んでいても動けばいい。この「欠陥の肯定」こそが、完璧を求める帝国で死にかけていたカイの心を救いました。


ガンドック号の立ち位置

バベルを拠点とする移動要塞。彼らはこの「鉄の墓場」の守り人であり、同時にそこから新しい価値を掘り起こす開拓者でもあります。


バベルの住人:リトを「ただの高く売れそうなガラクタ」として見ていましたが、真実を知れば「自分たちの希望」へと認識を改めるでしょう。

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