表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/11

爆乳令嬢、商売をはじめる ①

 体力が復活し3日経った。

 イリック邸宅内と庭を散策し、より細かな情報収集をした。

 邸宅内は派手さはなく質素だけれど、どこも掃除が行き届き清潔感があるのは、使用人と一緒に母様も毎日邸宅の手入れをしているからだそうだ。


 庭はとても広くて木々や花々が色とりどりに咲き、庭師さんの力量と草花への愛が感じられる。

 そして! 庭の隅に庭師さんが作っている小さな裏庭があって、そこには色々なハーブが植えられていた。

 この世界ではハーブという概念はなく、全部雑草だと抜かれているのだそうだ。

 でもイリット家の庭師のスミスさんは、そんな草花が大好きで自分用の庭を作らせてもらった時に、寄せ植えしたのだそうだ。


 生前私もハーブが好きで、ハーブを育てたりアロマオイルで色々なモノを手作りしていた。

 スミスさんとハーブ談義をしていると「草花を愛してくださるお嬢様に、これを」と、アロマオイルをくれた。


 この世界にはアロマオイルはなく、スミスさんが独自に研究開発して摘出方法を編み出したのだそう。

 庭師さん、あなたはなんて研究熱心で仕事ができる人なんでしょう。

 このアロマオイルがあれば化粧水が作れる。

 今でも化粧水はあるけれど、私には少し強いようで使うと肌がヒリヒリする。でも使わないと肌が乾燥するし……。


 仕方なく既存のモノを使っていたけれど、今日からは自分にあったモノを使うことができる。

 せっかく女神様が与えてくださった、最強容姿。

 メンテナンスをしっかりして、美しさを維持しなくては!


 そして私の転機となる出来事が起こった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ