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ベラドンナ

 


『予見が正しければ神になれるだろう』


『誤っていれば悪魔になるだろう』


『いずれにせよ私は、永遠を手に入れた』



 ひとりめの遺言



 ―――



 リーシャ、あれが見えるか?


 これから私たちは、あの場所を通って行くことになる。

 ……色々と物騒なものが見えるだろう。

 決して気を抜かず、私のそばにいろ。


 それから、ここでお前に話しておきたいことがある。


「話したいこと?」


 そうだ。

 世界がこうなった理由を話す。


 全ては、あの場所で起こったことだった。

 ずっと昔、ここで起きた戦争で……戦った魔術師たちの仕業なんだ。


「……うん」


 興味がないか?

 しかし、お前には分かっていてもらいたい。


 まず、なぜ世界が滅びるのか?


「…………」


 …………それは、最初から決まっていたことだからだ。


 リーシャ。

 この世界は、最初から、滅びるようにできている。


 そしてこれは、魔術師が事を起こした『動機』の部分に深く関わる事実だ。



 ―――



 手を出してほしい。

 私の手を握ってくれ。


 ……うん、お前の手は冷たいな。


「えへへ、リーシャ冷えしょうかも?」


 ああ、そうだな。

 だから私の手からお前の手に、熱が流れていく。

 分かるか?


 実は、世界でも同じことが起こっている。


「…………」


 熱はより冷めた場所へと流れる。

 そしてこの世界……いま暮らしている場所は、永遠の氷に包まれている。

 宇宙と、私たちは呼んでいた。


 宇宙とは、真っ暗な……果てしなく続く低温の檻だ。

 世界から宇宙へ、熱はどんどん拡散し、流れ出していく。


 最後にはどうなるか分かるだろう。


 やがてすべてが熱を失う。

 何もかも凍りついてしまう。

 そして、世界が生まれてから、どれくらいでそうなるのか……ということも実は分かっている。


 端的に言うなら、その刻限はもうずっと前に訪れていた。


「え?」


 そうだな。

 お前も知る通りだ。

 私たちの世界は、いまだ凍ってはいない。


 その理由は、どこかの段階で世界が変化したからだ。


 少し前に話しただろう。

 認識が世界を確定すると。


 けれど最初からそうなら……そもそもこの世界は存在できない。

 生命が生まれ、認識することで世界は在る。

 そして、世界の上にしか生命は生きられない。


 水掛け論だ。

 どちらも成立しない。

 なので最初はただ在る物として、世界は存在したはずだ。


 だから、いつしかそこに変化が起こった。

 これが世界にとって、いずれ迎える死の一つ、『熱的死』への特効薬になったんだ。


「世界のお薬ね」


 対処法、と言い換えてもいい。

 世界は『大魔術』の確立によって生き永らえた。

 ……認識こそが世界を確定させる。

 つまり、認識がない場所……無生物圏を消滅させ、新たな熱に変換し、再分配する仕組みを得ることでな。


「……ごめん。ぜんぜん分かんないや」


 シンプルな話だよ、リーシャ。

 宇宙は無限の広さを持つ氷のようなものだ。

 常に広がりながら、ずっと凍り付いていくんだ。


「うん」


 だが世界は生存のため、その宇宙の一部を切り捨てる仕組みを得た。

 さらに切り捨てた部分は、暖炉の薪に変換できるようになった。

 凍り付いた部分を薪にくべ、暖炉に火を灯し続ければ、もう世界が凍りつくことはありえない。


「ふぅん」


 退屈だったか?

 まぁ、少し前置きが長すぎたかな。


 結局のところ、私が言いたかったことは二つ。


 滅びとは、いつか必ず起こるということ。

 滅びを乗り越えるには、変化が必要だということ。


 魔術師が世界を壊した動機は、その変化を起こすためだ。


 つまり、これからするのは善悪の話ではない。

 ただ、成功と失敗についての話なんだ。



 ―――



「小休止だ、リーシャ」


 告げて足を止める。

 握っていた手を離した。

 すると、同じくリーシャが立ち止まった。

 感情の伺えない瞳。

 温かくも冷たくもない、生ぬるい視線が私を見つめている。


「どうして?」

「アレが通り過ぎるまでじっとしていろ」


 囁きながら『姿隠し』の術を編む。

 前方の空を天使が横切っていた。


 赤く燃える剣を携えた、巨大な女の天使だ。


 曇天の古戦場で、天使の纏う輝きは雲間から射す日のように美しい。

 三対の白翼が悠然と空気を叩くたび、かすかな風が頬を撫でた。


 だがその顔は異形で、ミミズクになっている。

 大量の芋虫を口に咥え、裂けた腹から黒いラッパが針山のように溢れ出した。

 ラッパは甲高い声で鳴き、不協和音めいた旋律が灰色の戦場に降り続けている。


「おしさま、あれはなに?」

「あれは、我々が……魔術師が生み出したものだ」


 リーシャは目を瞬かせている。

 きっと怪物の一種だとでも思っていたのだろう。


「おしさまたちが?」

「ああ」

「何のために作ったの?」


 私は口をつぐみ、それから重い息を吐いた。

 リーシャの言葉に不満があったわけではない。

 あの天使が、私にとっての憂鬱なのだ。


「怪物を倒すために」


 今、世界には怪物がはびこっている。

 ただこれほど酷くなかったにしろ、実は以前から同じようなことはあった。


「あれ? ……怪物、昔からいたんだっけ?」


 リーシャはまた驚く。

 前に廃墟で私が『こうなったのは一年前から』と話したのを覚えていたのだろう。


 それを踏まえて、私はリーシャに頷いてみせる。


「いたよ。今ほど多くはないがな」


 魔術師は人知れず怪物を駆除し続けた。

 だからこそ世界は怪物の脅威と無縁でいられた。

 けれど駆除が追いつかなくなり、生まれた切り札があの天使だ。


 この戦場の戦死者を湯水のように贄とした、まさに最強無比のサーヴァントである。


「安っぽい言葉だが……我々の最終兵器でね。人間を殺さず、怪物だけを駆除する」

「じゃあ、なんで隠れるの?」


 もっともな疑問だった。

 あれが本当に私たちの兵器なら、隠れる理由がない。


「……乗っ取られたんだ。世界がこうなってから」


 リーシャは知らないだろうが、天使は奮戦したのだ。

 あれは滅びゆく世界をよく支えた。

 まだこの世界に人間が残っているのは、天使のおかげだと言ってもいい。

 その抗戦で人々は環境に適応するだけの猶予を得た。


 きっと天使は、マーガレットを弄んでいたような超越者にも引けを取らなかったはずだ。


 ……しかし、少しすると狂ってしまった。

 人間を殺せないのは変わらないので、人を怪物に変えて殺すようになった。

 口に咥えている芋虫たちは、そのような人々の末路だろう。


 邪神はいとも簡単に我々の天使を奪い、異形へと変えてしまったのだ。


「ふぅん」


 リーシャは腑に落ちないようにそう言った。

 私は黙り、天使が空を通るのを見守る。


「…………」


 その間、リーシャはきょろきょろと周囲を見回していた。


 地面から空に向かって、雷が撃ち上がり続けている一帯。

 焦土の至るところから稲妻が天に走り、空気が焦げた匂いを運んでくる。


 また、時が凍りついた一帯がある。

 爆炎が空中で静止し、吹き飛ばされた兵士たちが宙に浮いたまま、永遠に落ちてこない。


 さらに見上げれば、空にひび割れが走っているのが見えた。

 割れ目の向こうには、虚ろな灰色が覗いている。

 縁からぱらぱらと空の欠片が剥がれ落ち、地面に雪のように降り積もった。


 リーシャは地獄に目を奪われたまま、つと問いを投げかけてくる。


「ねぇ、他にもおしさまたちのつくったものはある?」

「ああ。……というより、ここにあるものはほとんど魔術師が作った」


 だからこそ私は、平然とこの場を歩けているのだ。

 ここにある物はどれも、私にとって知り尽くしたものである。


「へぇ?」


 リーシャは目を丸くした。

 私はなんとなくその顔を眺めている。

 それから、やがて天使が通り過ぎたのに気が付いた。


 荒涼とした古戦場の果て、灰色の山景の向こうに去っていく。


「さて、行こうか。そのあたりも含めて、これからお前に話して聞かせる」



 ―――



 話の続きだ。

 理由の内、『動機』については理解してもらえただろう。


 次は『経緯』を語る。


 私たちが魔術をどのように使い、いかにして変化を起こそうとしたのか。

 それがどう失敗したのか。


 これについては、起源から話していく。


 歴史上、初めて法則にたどり着き、魔術の礎を築いたのは、最初の魔術師……メフィストと呼ばれる男だ。


 細かいことは割愛していい。

 一つだけ言えるのは、最初は誰も彼の発見を信じなかったということ。

 熱量の第四法則について……そう題された論文は、かなりこき下ろされたらしい。


 宇宙の未観測領域が破棄され、熱変換を経て再分配される。


 まぁ荒唐無稽な話だ。

 信じないのも無理はない。

 実際、魔術はこのエネルギーの再分配を応用した現象なんだが。


「…………?」


 失礼。


 とにかく、メフィストは研究に没頭した。

 やがてそれは狂気の領域にまで踏み込んでいく。


 彼は検体を改造し、認知機能を極限まで拡張したんだ。

 当時の魔術は今ほど使い勝手が良くなかったからな。

 数十体の改造マウスを使い潰し、やっと『姿隠し』に成功する程度だ。


 この研究の中で、メフィストはいつか跡形もなく姿を消した。

 研究室には、改造人間の死体が百ほど転がっていたとか。

 彼は地獄絵図だけを残して、世界のどこにもいなくなったのだ。


 そして、その翌日から、魔術という概念が生まれた。



 ―――



 この時、何が起こったと思う?

 以前、お前には教えているはずだが。


「……魔術の使いすぎ?」


 そう、それだ。

 素晴らしい。

 授業が役に立ったな。


「えへへ」


 魔術とは自己の認識を世界に反映すること。

 生贄を使おうが変わらない。


 ただ隙間を利用するんだ。


 生物は、認識により事象を確定させている。

 だから生贄を殺すと、その場の認識の密度が減り、改変しやすくなる。

 そうして作った隙間を利用して、より大規模な魔術を使う。


 しかし、魔術を使いすぎればこの隙間に取り込まれる。

 なぜか?

 自己暗示は自意識を壊す行為だからだ。

 自分で自分を認識するという前提が崩れれば、存在は一気にあやふやになる。


 最悪、贄で開いた隙間に落ちて、二度と帰ってこれなくなる。


「…………」


 ああ、リーシャ。

 ちょうどよかった。


 そこにいる使い魔を見ろ。


「……なに?」


 あれは戦争で使われた兵器だ。

 言っただろう、ここは戦場だったと。

 そしてあれも私たちが作った。

 あの使い魔が手を握って、開くたびに特定の人種の誰かが手中に現れる。

 今は一度に三人程度だが、最初は百人も握りつぶしていた。


「これも魔術?」


 そうだ。

 これは人を生贄にした魔術だ。

 魔術師は、数人の生贄があればこれを呼べる。

 生命樹にならえば、人は最上の贄だからな。


 だがそんな大きな力には代償が伴う。

 人を贄にした魔術は、最も致命的な行為の一つだ。


「ねぇ、おしさま」


 なんだ?


「戦争は、生贄を作るためだった?」


 うん。

 ……お前の思っている通りだ。


 ここにある物は、どれもそうして作られたものだ。


「…………」


 戦場は最も効率よく贄を生み出す。


 だからこの戦争は……魔術師が糸を引いたことだ。


 我々は半分ずつに分かれて、別の勢力に肩入れし戦った。

 理由は、激化させるためだ、戦争を。

 さっき見せた使い魔も、戦火を煽るおもちゃだよ。


 そして生まれた贄を用いて、魔術師は様々な改変を行った。

 無数の環境問題を改善し、数光年先の隕石を消滅させる。

 さらにこの世から『癌』や『アレルギー』、『放射線被曝』といった概念を消し去っていった。


 ……ああ、あとは、例の天使も作ったっけ。


 けれど我々は、そんなことをしたかったわけではない。

 それはあくまで、目的のついでの罪滅ぼしでしかなかった。

 真の目的は大規模な魔術の使用、それ自体だ。


 つまりあの時、魔術師たちはただ……『ゆりかご』を目指していたんだ。



 ―――



 やっと核心にたどり着けたな。


 リーシャ、これが『経緯』だよ。


 この『ゆりかご』こそが、我々の目的だ。


「……リーシャ、それ、前にならったっけ?」


 習っていない。

 だから、もちろん説明する。


 『ゆりかご』とは、メフィストが消えた先だ。


 魔術を酷使した魔術師が向かう場所。

 肉体の存在が消え、精神だけになって世界へと溶け込む者たちの家だ。


 実は、これに問題があってね。


 以前から怪物が現れていたのは、この『ゆりかご』のせいだった。

 つまり怪物とは、かつて消えた魔術師たちの使い魔だと言える。


「どうして分かるの?」


 本人・・が教えてくれた。


 我々はその個体を『トーキー』と呼んでいる。

 古い、『ゆりかご』に去った魔術師のひとりだ。

 なんでもベラベラと話して、人を馬鹿にするのが好きな奴だった。


 とはいえ、元から人格が破綻していた訳ではない。

 どうも『ゆりかご』に溶けた魔術師たちは、時間が経つと狂ってしまうらしい。


 まぁ、想像もしてみろ。


 肉体が消え、五感を失い、精神だけになって世界を漂うことを。

 さらに周囲には、すでに狂った魔術師たちがはびこっている。


 そんな場所で正気を保てはしない。


 彼らの狂気が束ねられ、そのまま『認識』となり、世界を歪んだ形に固定してしまった。

 そしてこれが、いわゆる悪い神様の正体というわけだ。


「でも、そこに行きたかったんだ?」


 そうだ。

 そしてそれは、我々が生み出した歪みを正すためだ。


 要はこれまで『ゆりかご』に溶けた魔術師より多く……ずっと多くの魔術師を送り込む。

 それで奴らを完全に抑え込もうとした。

 こうしなければ、世界は緩やかに滅びていくと分かっていた。


 ……とはいえ、難しい話ではないはずだった。


 幻術、詐術は我々の最も得意とする術系統でね。

 ただ『ゆりかご』の魔術師を数に任せて倒し、幻覚の檻に閉じ込めるだけでいい。


 その檻は満ち足りた、異常なほどに正常な、理想郷の世界だ。

 狂気だって打ち消せる。

 我々はただ狂う前に、『ゆりかご』に打ち勝てばよかった。


 それで怪物が現れない世界になる。

 いや、それどころか、『ゆりかご』を制御することさえ可能になる。


 もしそうなれば、人類は初めて天国を手にする。

 たとえ肉体が滅びても、永遠の幸せを享受できる。


 私たちは、世界を救うのと同じくらい……いや、それ以上に天国に行きたかった。


 ……しかしそれは失敗して、魔術師は地獄に堕ちた。


「…………」


 実のところ、全て罠だったんだ。


 『トーキー』は魔術師を誘い込み、この世界を決定的に破綻させたかった。

 さらに『ゆりかご』の力は我々の想定を遥かに超えていた。


 奴らはおびただしい精神汚染を構えて、魔術師たちを待ち受けていた。


 そこからはもう、語るべくもない。

 結果、世界を救うはずだった者たちは、今やこの世を蝕む悪夢の下僕だ。


「……ねぇ、おしさま」


 …………なんだ?


「それってどれくらい前?」


 ……………………。

 二百年前だったか。


「じゃあ、どうしてずっと、怪物が現れなかったの?」


 それは。


「……………」


 それは、まだ語ることができない。


「どうして?」


 お前には、全てを見せるからだ。


 その答えはいずれ、私がお前に見せる。


 もう少しだけ、待ってもらってもいいだろうか?


「うん、分かった」


 感謝する。

 代わりと言ってはなんだが、他のことなら何でも答える。


 疑問はあるか?


「それなら、もう少しだけ聞いてもいい?」


 ああ。

 好きに聞け。


「……ゆりかごに行った人たちは、今も生きてる?」


 そうだな。

 生きている……と言うより、世界の外に存在している。

 狂気に囚われたままで。


「それは、殺すこともできない?」


 殺せない。

 奴らは世界に溶けて、世界を構築する『認識』の集合……そのものとなった。

 攻撃は届かないし、たとえ届いたとしても勝てはしない。


 この世界すべてが、奴らの贄に等しい。


「なら、ぜっったいに、ぜっっっったいに……殺せない?」


 そうだ。

 絶対に殺せない。


「なにがあっても?」


 何があっても。


「えへへ……分かったよ、おしさま」


「じゃあ、リーシャ……決めた」


「決めたよ~」


「リーシャね、魔術師になってね……」




 ―――




 いつかかならず、ゆりかごに行くよ。




 ―――



 夜の中、焚き火の前。

 おぞましい異形がうろつく戦場の半ばで。


 毛布にくるまったリーシャの寝顔を見て、私はつぶやきを漏らす。


「……昔の自分を見ているようだ」


 リーシャと私は似通った存在だった。

 ただ大きな恐怖に追われ、壊れかけてしまった子どもだ。


 けれど一つ違うのは、リーシャはもうほとんど在り方を決めてしまっているということである。


 私は、リーシャのようにはならなかった。

 なれなかった。

 誰しもそうなるように、追いかけてくる恐怖を少しずつ忘れ、鈍感になった。


 魔術師となり、永い時間を得たことで、克服してしまったのだ。


「もう少しか」


 また、私はつぶやく。

 リーシャは自己暗示を見事に物にし、こんな戦場でもすやすやと寝息を立てている。

 彼女が魔術師となるのは、もう間もなくのことだろう。


 そして彼女は、いつかゆりかごに行きたいのだと語った。

 それを思い返した私は嘆息する。


「住めば都とは言うが……ゆりかごは、どうだろうか」


 私はそれを、リーシャに教えてやれればと思う。

 私は彼女の親でもなく、友人でもない。

 師を名乗ろうにも、心が離れすぎている。


 だからせめて、それくらいはできればと思うのだが。


「ああ、そういえば、あなたは……素敵な場所だと言っていましたね、師匠。…………いや」


 ――――『トーキー』。


 私はそう言い直す。

 私にとって、その違いはとても重要なことだったのだ。


 そしてじっと焚き火を見つめながら、あとはもう、身じろぎもせずに夜を明かす。



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