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才能屋  作者: MIFRIMAR
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元アイドルの男〈8〉

ふー、片手で食えるものとかあるのは助かるな。

今回、俺が注文したのは卵サンド、カツサンド……などなどのサンドイッチ盛り合わせだ。

あいつは、ハンバーガーとポテト、ナゲットを注文して一気に食って、詰まらせそうにしてた。

相変わらずの天然というか、馬鹿というか……こいつらしさというべきか。


「おい、1つ聞きたいことがあるんだが?」

「何でしょう?」

「ここで買える、サイコロについて教えてくれ。才能については詳しく教えてもらったが、サイコロについては全然教えてもらってなかったからな。」

「そうですね!ではこれから教えさせていただきます!」

「ああ、頼む。」

「ここのサイコロは、通常500ポイントで買えます。でも、VIPルームには、その上があって、1000ポイントで4以上しか出ないサイコロを買えるんです。」

「ふーん、マス目については?」

「1つのマス目に就き100ポイントです。」

「ふーん、ありがとな。じゃあ、サイコロを買い占めるか。」

「ああ、ちょっと待ってください!」

「ん?何だ?」

「サイコロを買うときに注意してほしいんですけど、マス目以外には上限があって、それ以上は買えない決まりがあるんです。」

「へえ、で?いくつなんだ?その上限っつうのは。」

「はい、普通のサイコロが最大100個、4以上しか出ないサイコロが最大50個、マス目はいくつでも買えます。」

「ふーん、あれ?俺今、ポイントいくら持ってんだ?」

「ああ、計算は自分でやらないといけないんです。」

「何だそれきっついな。まあ、いいか。えっと?最初俺は、150万ポイント持ってて、買ったのは、表現力10000ポイント、トーク、リズム感、歌唱力、料理、がレベル8で合わせて……18000ポイント、ルックス、運動神経、頭脳、運がレベル9で合わせて、20000ポイント。計算すると、48000ポイント、残ってるのは……1457000ポイント……。余りまくってんじゃねえか!。」

「どうせなら、表現力以外全部レベル10のものにしたらどうですか?」

「それだと、54000ポイントで、残りが……1058000ポイント……。これを全部サイコロに投資……妥当か?」

「結構妥当ですよ。」

「そうか、ならいいや。じゃあ、今食ってるの片付けて、サイコロやらを買いますか。」

「承知しました!」

読んで頂きありがとうございました!

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