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【コミカライズ掲載中】電気代払えませんが非電源(アナログ)ゲームカフェなので問題ありません  作者: 東方不敗@ボードゲーム発売中
本編

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288/382

洋ゲーセット【手巻き寿司と煎茶】

参考ゲーム

トゥームレイダー

レッドスティール

セインツロウ2

スプリンターセル カオスセオリー

ヒットマン2 サイレントアサシン


「ふむふむ……」


 海外から直輸入したらしきボードゲームの説明書を読みながら、先生がしきりにうなずいていた。

「英語読めるんだ」


「え、読めませんよ?」


「は?」

「直感的にプレイできるものならニュアンスや文脈、専門用語を拾えばだいたいわかりますが……。複雑なものはさっぱりです」

「……ちなみにこのゲームは?」

「わけがわからないということがわかります」

「くれいじー」

「……なんで買ったのよ」


「しばらくすれば有志が勝手に翻訳してくれますから!」


 グッと親指を立てた。

 すさまじいまでの他力本願。

 ……翻訳されてから買うという選択肢はなかったのだろうか。

 おそらくないのだろう。

 それがゲーマーという人種だ。


「ただヒアリングぐらいはできるようにしたいですね。ポーカーやバックギャモンならまだなんとかなりますが、ボードゲームの大会になると厳しいので」


 最近はボードゲームの大会も多い。

 海外のゲームが中心なので、英語ができないと駆け引きもままならないのだろう。

 言葉がわかっていても母国語へ変換するのに時間がかかってしまえば、それだけ考える時間も減ってしまう。

 ゲーマーにとっては死活問題だ。

「そういえばアリスはどうやって日本語覚えたんだ?」


「アニメと任侠映画ヤクザ時代劇ジェダイとゲームで学習ラーニングしまシタ」


 突っ込みどころしかない。

「ヤクザとゲームってことは『虎が如く』ね。あれ、海外版のタイトル『YAKUZA』だし」

義兄弟ブラザーにはお世話になりまシタ」

「海外版は年齢制限レーティングがゆるいんですか?」

「……日本語版ジャパニーズとは違いマス」

 アリスが露骨に視線を逸らした。

 イメージ的には日本よりもゆるいか、あるいはガチガチに厳しい。

 どちらであれ、この年齢で日本語を覚えられるぐらいに観ているとしたら、かなり小さい頃から英才教育されていたということだろう。


「ぬ、昔プレイしていたものがたくさんありマス」


 不法投棄なみに山積みにされているゲームの中から、海外製のゲーム、いわゆる『洋ゲー』を発掘する。

「『トゥームライダー』? 映画化されたやつだな」

「そういえばリブート版の1作目は日本が舞台なのよね」

「へえ」

 女性版『インディーズ・ジョーン』と称される考古学者リリ・クラフトのアクション・アドベンチャーだ。

 アンジェリーナ・ジョリーンの映画版もあるので、知っている人も多いだろう。


 再起動リブートとはシリーズを再始動、あるいは仕切りなおしたバージョン。


 トゥームライダーではリリ・クラフトがまだ若かった頃のストーリーを三部作にしているらしい。

 その1作目、すなわちリリ・クラフトが考古学者になってからの最初の冒険が『邪馬台国』だ。

 全世界で1000万本売れたからには、さぞや素晴らしいゲームなのだろう。


『邪馬台国はきっとドラゴン・トライアングルの中にあるのよ!』


「……ドラゴン・トライアングル?」

「関東の洋上に存在する日本版バミューダ・トライアングルですね」

「邪馬台国関東の孤島説!?」

 邪馬台国は魏志倭人伝、すなわち中国側の資料にしか登場しない。

 当時の航海技術を考えれば中国から比較的近い位置になければならないのに真逆の方角だ。

 しかも島。


 『卑弥呼の古墳』ならまだわかるのだが、どうも邪馬台国そのものが島にあるような設定っぽい。


 ……日本人からすると最初から嫌な予感がプンプンしている。

 もちろんトゥームライダーは期待を裏切らない。


 浮世絵のような肖像画、仏像のような卑弥呼の像、芸者のような卑弥呼の霊。


「……時代設定めちゃくちゃだな」

「明らかに中国と誤解している部分もありますね」

「まあ、日本人の中世ヨーロッパも『ドイツとイギリスとフランスとオランダの建物が混在してる』って突っ込まれてたのを見たことあるから、お互い様なんだろうけど」

 もう少し時代考証をしてほしかった感はある。

 ただすでに邪馬台国は滅んでおり、登場するのは島に漂着した外国人だけだ。

 なので普通にゲームをプレイしている分には、日本描写はそれほど気にならない。


 浮世絵や仏像、芸者と時代がバラバラなのも、邪馬台国が滅んでから現代まで、あらゆる時代の漂流者がこの島にたどり着き、その時代の文化を残していったのだと解釈すれば納得できる。


 1000万本売れただけあってゲームとしては普通に面白かった。

 映画版も観てみたくなるが、残念ながらリリ・クラフトの過去の話なのでアンジェリーナ・ジョリーンではない。

「……日本人が出てこないトゥームライダーでこれなら、他の洋ゲーはもっとやばそうだな」


「では『セイントロウ2』と『ブルースティール』をドーゾ」


「うわあ……」

 どちらもギャングの出てくるゲームだ。

 つまりヤクザが大暴れする。


 セイントロウ2は架空の大都市の中に複数のギャング組織があり、その1つがヤクザ率いる『素浪人スローニン』だ。


 もう名前からしてやばい。

 どいつもこいつも刀を背中に差しており、銃社会なのに刀で斬りかかってくる。

 虎が如くに比べ格闘アクションは地味なのだが、スローニンとの対決のときだけ特殊なアクションがあった。

 お互いに刀を装備しているとき、相手の攻撃に合わせてタイミングよくボタンを入力するとカウンターを決められる。

 というかカウンターを決めないとダメージを与えられない。


 カウンターで相手の体勢を崩さないと、刀で斬りかかっても避わされて投げられるのだ(柔道のイメージ?)。


 ちなみに日本人なので日本語をしゃべるものの、明らかに日本人ネイティブではない。

 片言だ。

 英語のできる日本人声優はいなかったのだろうか?


 しかもセリフと字幕が違う。


 吹き替えの映画で字幕を表示したときのようなカオス。

 吹き替え映画の場合、役者の口の動きに合わせて声を当てないといけない。

 だが字幕では役者の口数以上のセリフを表示させることができる。

 それに耳で聞く場合と、字幕で読む場合とでは受け取れるニュアンスや情報量が違うので、必然的に吹き替えと字幕とでは微妙に内容が変わってしまう。

 このゲームには日本語吹き替えがなく、そしてなぜか日本語のセリフにも『翻訳された字幕』があるため、よりカオス度がアップしていた。


セリフ『ヤッチマイナー!』


字幕『一族郎党皆殺しだ!』


 ……ひょっとして製作者はわざとやっているのではなかろうか。

 プレイしていると頭が痛くなってくる。

 いい意味で。


 もう1つのヤクザゲー、ブルースティールはステージクリア型のFPS。


 特徴的なのは一世を風靡したゲーム機『Wee』のゲームなので、リモコン型コントローラーに対応していること。

 ガンコンのようなガンシューティングを楽しめるわけだが、残念ながらWeeの本体と同時に発売されたローンチタイトルなので、操作性はあまりよろしくない。

 このゲームもボス戦では刀での斬り合いになり、リモコンを振って相手を攻撃できる。

 ただセイントロウ2と同じで、普通にリモコンを振ってもガードされてしまう。


 相手の攻撃を避わすか、刀で弾いてからでないと攻撃が当たらない。


 相手の攻撃を避わす場合、相手が右から攻撃してくるか、左から攻撃してくるかちゃんと確認して、逆方向に逃げないと攻撃が当たってしまう。

 一方、刀で相手の攻撃を弾く場合は、相手の攻撃方向は関係ない。

 相手の体勢を崩せなくても、あらゆる攻撃をだいたいガードできてしまうため、回避よりも弾きを多用しがちだ。

 コマンドを入力すれば必殺技も出すことができる。


 なんでFPSでチャンバラをやっているのかいまいちよくわからないものの、リモコンを振って戦うのは楽しい。


 ちなみに決闘でボスを倒すと、ボスを斬り殺すか見逃すかの選択がある。

 見逃せばボスが土下座して去り、サムライポイントが溜まる。

 ……ますます世界観がわからない。

 ここは本当に現代日本なのだろうか?

 謎だ。


「『ランナーセル・コスモスセオリー』と『サイレントヒットマン』もオススメですヨー」


「……ステルスゲームか」

「絶対ニンジャが出てきますね」

 潜入ゲームである以上、忍者の登場は避けられない。

 ただランナーセル、シナリオ原案は有名な作家『サム・クランシー』なのでストーリーはしっかりしている。

 ステルスゲームとしてもよくできていた。


 光と影のコントラストが強調されており、光源を潰すことが重要だ。


 単純に照明のスイッチを切る、特殊な銃を撃って一時的に照明を消す、暗闇に紛れる。

 暗い場所に潜んでいれば、たとえ目の前を敵が通過してもバレない。

 ステルスゲーム特有の視界の狭い敵だ。

 しかし明るい場所だと意外に視野が広い。

 油断すると見つかる。


 パソコンをハッキングする場面も多い。


 セキュリティを解除したり、監視カメラを無効化したり、情報を入手したりetc

 遠距離からパソコンをハッキングできるのもユニークだ。

 窓ガラス越しに、あるいは敵にバレないように静かにドアを開けてハッキングする。

 ドアの開け方も普通に開ける、静かに開ける、ドアの前にいる敵ごと蹴り飛ばすなどバリエーションが多い。

 ピッキングでカギを開けたり、カギ穴に光ファイバーのカメラを差し込んで室内の様子を探ることもできる。

 このドアでの攻防がいかにもステルスゲームだ。

 敵を背後から拘束すれば情報を聞き出すこともできる。

 これもまたバリエーションが豊富だ。


 おそらく拘束できるすべての敵キャラに、主人公との固有の会話が設定されている。


 しかも豪華声優陣によるフルボイスだ。

 会話はいかにもアメリカンなユーモアがあり、尋問しているだけでも面白い。

 オタルギアでは味方に無線を送ると会話を楽しむことができたが、このゲームでは敵との会話を楽しむのだ。

 オタルギアのような派手なボス戦こそないが、リアリティのあるスパイアクションがやりたいのならプレイして損はない。


 ……問題があるとしたら日本だ。


 やはりヤクザが国家的陰謀に加担している。

 和室の間取りがおかしい。

 ダクトなどを利用して移動するのはステルスゲームやスパイアクションの定番だが、なぜ和室にこんなダクトがあるのか。

 日本家屋なら天井やら縁の下やら忍び込めるだろうに。

 意味不明なでかい仏像も室内に飾られているし、庭で行われている格闘技の訓練もあきらかに中国拳法だ。

 ミッション前に関係者がヤクザの屋敷に盗聴器を仕掛けているものの、なぜかすべての盗聴器が掛け軸に仕掛けられている(仏像やツボに仕掛けられても困るが)。


『KILL YOU!』


 それとフルボイスではあるが、開発が間に合わなかったのか、それとも収録するのを忘れていたのか。

 敵に見つかるとボイスが英語になる。

 なので敵がなんと言っているのかわかりにくい。

 状況を把握できずに死ぬので微妙に困る。

 ステージ設定もおかしい。

 ヤクザの屋敷はまだわかる。

 だがしかし、


「……なんで銭湯ステージがあるんだよ」


「セントーはハダカでコミュニケーションが取れる、素晴らしいスポットなのデスよ?」

「たしかに裸なら武器の持ち込みができませんね」

「やってることは完全に覗きだけどね」

 しかも会合場所は浴場ではないし、シナリオが進むと銭湯で戦闘するカオスな展開になる。

 意味が分からない。

 最終ステージの国防省は公的機関なのでまだマシだが、


『承認を受けていない掲示物は禁止となっております』


『トイレに眼鏡をお忘れです』


 ……任務に失敗したら全面戦争が勃発するという切迫した状況なのに、日本語で変な業務連絡や館内放送が流れるのが気になってしょうがない。

 おまけに黒幕は三島由紀夫をモデルにしているらしく、追い詰められたら腹を切って死のうとする。

 しかも明らかに切腹の作法が間違っていた(単に腹を刺しているだけ)。

 日本以外の描写はちゃんとしている(ように見える)だけにもったいない。

 特に銭湯ステージはフォロー不可能だ。

 どうしてこうなった。

 そして本日のメインディッシュであるサイレント・ヒットマンも期待を裏切らない。


『ヤクザの本拠地はタカマツ城です』


「……もうどうにでもしてくれ」

 なんでヤクザが城に住んでいるのか。

 なんで日本なのに銃で武装しているのか。

 なんで絶滅したはずの狼が遠吠えをしているのか。

 なんでヤクザが最新鋭のミサイル防衛システムを売買しているのか。

 なんで警備員が忍者なのか。

 なんで城の庭にヘリがあるのか。

 なんでフグ毒を寿司に仕込んでヤクザを毒殺できるのか。


『ヤメー! ヤメー!』


『ナンデコンナコトシタンダヨー!』


 ……洋ゲー特有の片言の日本語にももう慣れた。

 和風ファンタジーだと思えばどんなシチュエーションでも楽しめる。

「お寿司食べたい」

「どの作品でもお寿司が出てきましたしね」

「……刺身はともかく、フグはないな」

「そもそもフグはスシにスルのデスか?」


「数年前に回転寿司で『業界初のフグ寿司』と話題になっていたぐらいですから、あまり一般的ではありませんね」


「じーざす」

 フグはさばくのに資格がいるので、専門店でもなければ寿司にはしないだろう。

 まあ、一番人気はフグ刺しなわけだから、フグ刺しの延長で寿司にすることもあるのかもしれないが。

「握れないから手巻き寿司だな」

 うちにあったのはタイとマグロの刺身ぐらいだった。

 あとはツナ缶、カニカマ、納豆、きゅうり、タマゴ。

 ……軽くつまむだけのつもりが、具材を探している内にちょっとした手巻き寿司パーティーになっていた。


「寿司に粉茶だと芸がなさすぎるから、今日は煎茶にしてみるか」


「なんで?」

「煎茶に塩を一つまみすれば、お吸い物代わりになる」

「へー」

 時代小説の大家にして食通の池波正太郎が、タイの刺身を食べるときにやっていたものだ。

 腹のあたりの、すこし脂がのっているタイを刺身にして醤油だけで食べるらしい。

 粋な食べ方だ。

 こうして手巻き寿司をしながら、ちょくちょくゲームのほうも進めていく。

 サイレントヒットマンは他のステルスゲームとは一味違った。


「コスプレゲームですね」


「たしかに」

 このゲーム、潜入ゲームなのに忍ばない。

 メインは変装である。

 配達員や警備員、軍人、ボディーガード、神父、忍者、ヤクザ、さまざまな職業の人間を殺して服を奪い、正面から堂々と潜入する。

 バレたら同じ変装が通じなくなるので、違う職業の服を奪わねばならない。

 目的を達成するまでいくつもの変装をすることになる。


 もちろん忍ばないことがメインシステムである以上、いかに敵を欺くかが重要だ。


 たとえば所持している銃。

 ロシアンマフィアならトカレフやカラシニコフなどのロシア系の銃を携帯していないと、周囲に怪しまれてしまう。

 標的を狙撃するミッションならスナイパーライフルを持っていかなければならないわけだが、もちろん警備員がそんなものを持ち歩いていたら一目でバレる。


 なので警備員が近づいてきたらすばやくライフルをその場に捨て、違う武器に持ち替えて何事もなかったかのようにふるまい、相手が背を向けた瞬間に拾う。


 狙撃ポイントに到着するまでそれを繰り返す。

 シュールだ。

 移動ルートもちゃんと考えないといけない。


BANG!


「げ、撃たれた!?」

「コソコソしてるから」

「メインストリートを歩きまショー」

 潜入ゲームなのでつい歩道から外れ、人目につかない場所を歩きたくなるのがゲーマーのサガ。

 しかし警備員や配達員がそんな場所を歩くわけがないので、これもアウトだ。

 どれだけ人目があっても正規ルートを歩かねばならない。


 人に見られている状態だと主人公の心拍数が上がり、コントローラーが震える。


 場所によってはスナイパーが配置されており、頭に照準レーザーが当たっている状態で歩道を歩かねばならない。

 当然、少しでも怪しいそぶりをしたら頭をぶち抜かれる。

 かなりの緊張感だ。

 中には変装があだになるミッションもある。

 たとえばパーティー会場。


 実は会場の中では、私服のほうが怪しまれない。


 招待客だと思われるからだ。

 逆に変装をしてしまうと、本物の警備員かたしかめるためにIDをチェックされるのでバレる。

 状況に応じて変装を使い分けるのが楽しい。

 コスプレゲームというのは言いえて妙だ。


「どうせ日本を舞台にするんなら、もっとアニメや特撮、時代劇な衣装があればよかったのにな」


「ジカイサクにゴキタイくだサイ」

「前作のラストステージは北海道の病院だったんだから、たぶん次に日本ステージが登場するときはもっとひどくなってるわよ」

 ……それはそれで見てみたい気もする。

「あー、もうこんな時間ですか。そろそろ帰らないといけませんね」

「車乗せてって」

「みーとぅー!」

「残念ながら今日は徒歩です」

「えー」

「もうすぐお祭りがありますので」

 田舎では軽トラに乗っている人が多い。

 なにかと便利なので用事があるとすぐに駆り出される。


 お祭りや農作業、運動会、廃品回収、引っ越しetc


 便利なのも困りものだ(困るからこそ軽トラなのだが)。

 全身凶器のアリスはともかく、他の2人は戦闘力5ぐらいしかないので家まで送っていく。

「部活帰りの生徒が多いですね」

「そうですね」

 似たようなスポーツバッグを持った学生が一塊になって行動していることが多いので、一目で同じ部活をしている学生だとわかる。

 ふと先生が吹奏楽部らしき女子高生の集団を見ながらつぶやいた。


「私も制服を着て楽器を持てばもしかしたら……」


「警備員に止められるわよ」


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