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呪文  作者: 田辺 涼
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ぼくの話


その殺人計画はお遊びであり実験だった。


実験内容は「言葉で人を殺せるか」


言葉は呪文だ。


その人にその状況でその言葉を使えば、言葉は呪文となり、人を殺す。


思いつめやすそうな女。


左手首に生々しい傷跡がある女。


女が授業中に屋上へいるのが、体育をやってる外から見えた。


今が時だと思った。

ボールを片付けるフリをして全速力で屋上へ向かった。


なぜか花を持つ女にそっと囁く。



「お前キモイんだよ。死ね」



後も見ずに走りだしたけど、奴には僕が誰だかわかったはずだ。


外に戻った途端、奴は落ちてきた。


僕は奴を言葉によって自殺させた。



中くらいの殺人実験に成功だ。


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