【第九限】 実戦訓練・難易度Lunatic?
おはようございました☆
ポケモン新作やりまくってたらこんなに時間空いちゃいましたorz
ちなみにシャンデラは俺のよm・・・・俺の家具です。
さて、初の戦闘でスピード感もへったくれもありませんが・・・・
どうぞ^^
「そういえば・・・・作戦とかはあるのかしら?」
『災獣』に注意を向けつつアリサが問う。
「もちろん。バッチリだ」
そう。実は任命されてから今まで、ずっと作戦を練っていたのだ。
なにかあったときはこうしよう、と。
今こそその作戦「作戦T」の出番だ!!!
「みんな! 指示いくぞ!」
声を張り上げてみんなの注意をひく。
「・・・・(まさかこの短時間で作戦を練ってしまうとは・・・・この子は本当に只者ではないようなのです)」
そして高らかに記念すべき初作戦を発表する。
「適当にがんばれ!!!」
『作戦T』のTはTEKITOUのTだっ!!
「「「「バカかお前はああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」」」」
「ヒヒヒ! おもしれえじゃん! 俺そういうの好きだぜ!」
「が・・・・がんばりますっ」
「・・・・・・さすがね・・・・」
まともな返事をしてくれたのは・・・・4人か。
先生と、リンと、アリサと、なんか下半身が気化してる女たらし発言の侍か。
「だってまだみんながどんな戦い方するのか知らないし・・・・」
「「「「「「「あ、ですよね~☆」」」」」」」
今度は満場一致。たださっきから先生の隣でずっと『災獣』を凝視している少女は相変わらず何も言わない。
「そういうことで、またみんなの能力がわかったら個別に指示出すんで! ファイトッ!!」
するとみんなはおうとかあいよとかそれぞれで返事をして散り散りになった。
途端。
「「「「「戦装ッ!!!」」」」」
「ふぇっ・・・・? なんですかそれ・・・・」
『災獣』に向かってコッペパンを投げる構えをとっていたリリア以外の体が一瞬光り、次の瞬間には制服ではない、なんか厳つい装備に変わっていた。
「ふぇぇっ!? な・・・・何でみんなそんなに強そうになってるんですかっ!? ・・・・・・・・はぅ」
どうやらリリアもよくわかっていないらしく、なぜか投げかけたコッペパンを食べ始めた。というかそもそも何故コッペパンを武器として使おうとした・・・・?
「おや・・・・リリアさんは戦装を持っていないようなのですね・・・・一ノ瀬さん」
「・・・・『災獣』データ収集完了・第一メモリに保存・保存完了・・・・・・はい! どうかなさいましたか?」
先生がさっきから黙っていた少女に話しかけると、さっきとは打って変わってペラペラと話し始めた。
なんか機械チックな言葉を話していたが・・・・
「リリアさんに戦装をレンタルしてほしいのですが・・・・」
「了解致しました! それ位お安い御用でございます♪ 転装っ!」
「・・・・・・ふぇ?」
次の瞬間、リリアはフリフリのメイド服に身を包んでコッペパンを食んでいた。
「あの・・・・一ノ瀬さん?」
「他にも各種取り揃えておりますが・・・・♪」
「いや・・・・もういいのであなたは中谷君の補佐をお願いするのです・・・・」
「かしこまりましたぁ」
すげぇ・・・・先生を押してる・・・・。
とか思っていたら、その娘がこっちに寄って来た。
「角膜認証開始・・・・認証完了・登録完了・・・・貴方が中谷 蒼瑠様でございますね?」
様呼ばわりされたのは初めてだ。
「ああ・・・・うん」
「私は一ノ瀬 奈津と申します。以後貴方のサポート役として参加させて頂きますので、よろしくお願いいたします!」
「おう、よろしく」
といったところで、
『グギョッ・・・・ぐぎょあぁぁ・・・・・・っ』
『災獣』の力無い悲鳴が聞こえてきた。
俺は見た瞬間愕然とした。
「雷撃斬・天衝ォ!!」
雷を帯びた刀で斬りつけるタラシ幽霊
「クラスターフレア!!」
手からでかい火の玉を放つアリサ
「バレットアーム!」
ものすごいスピードで『災獣』をぶん殴ってへこませるリン
「蹴りー」
のんきに『災獣』を石ころのように蹴るダルがり
「えいっ、えいっ!」
ひたすらコッペパンを投げるリリア
「・・・・あのコッペパン只者じゃねぇ」
着弾点から発火したり爆発したり貫通したりしちゃうようなコッペパンはもはやコッペパンではない。
・・・・兵器だ。
「蒼瑠様? 着目点が少しばかり間違っていらっしゃる気が致します」
「ほ?」
・・・・他のどこに着目しろと?
「・・・・その通りなのですよ」
「あ、先生」
「どうやら・・・・今年は『あたり』のようなのです」
「・・・・といいますと?」
「彼らは・・・・強すぎるのです。あんな少人数じゃ、普通は反乱軍製の『災獣』相手に太刀打ちできるわけがないのです・・・・」
え? この世界に「普通」なんてあったんだ。初耳ー
「・・・・蒼瑠」
今まで空気だった琴音が話しかけてくる。
「・・・・そろそろトドメが刺せる・・・・みんなに退避命令を出してくれる・・・・?」
「おう、よくわからんがわかった」
「? どうしたのですか?」
そうか。琴音は「存在がずれている」から俺とリン、あとセイルって人(?)以外には見えないのか。
よし。ちょっとかっこつけてみようか・・・・
「総員緊急退避!!」
『了解ッ!!!』
・・・・決まった・・・・
謎の達成感・・・・
「・・・・罪は死を以って償え・・・・大煉獄魔法・・・・・・テラ・アルカトラズ・・・・!」
煉獄・・・・アルカ・・・・? くらいかけたことがある気がする。
「・・・・拘束」
既に息を乱し瀕死に陥っている『災獣』の真下に巨大な魔方陣が浮かび上がり、俺を閉じ込めたときと同じように馬鹿でかい柵で囲った。
「ここからは心臓に悪いわよ・・・・固定」
まだ見ぬ第二段階。それは予想以上に心臓に悪かった。
『ぎゅごがぐえぇ・・・・・・っ』
柵で身動きが取れない『災獣』に、その柵の端々から出てきた棒が派手な血しぶきで飾りながら突き刺さる。
血、と言っても、紅いモノではなく、虫の体液に近い黄緑色。
・・・・・・胃が拒絶反応を起こしてねじれるような感覚がした。
「う・・・・・・」
隣で一ノ瀬さんも口を押さえていた。
「これでおしまい・・・・火葬」
柵の内側全体を爆発的な炎が包む。
『ぎゅおっ・・・・ぎっ!! ぎぃぃぃぃ!!!』
『災獣』はそのあまりの熱さから逃れようと必死でもがくが、深々と突き刺さった棒に身を切り裂かれるばかりで・・・・
『・・・・・・ぎゅうぅ』
小さく断末魔を残し、地に伏した。
しばらくその場にいた全員がフリーズした後、先生が口を開く。
「・・・・げ・・・・現時刻をもって『災獣』の討伐任務は完りょ・・・・」
「!!!」
「・・・・どうかしましたですか? 一ノ瀬さん」
「南東に結界の異常を確認・・・・異界との接続認知・・・・」
「な・・・・なんですって!!?」
~何処かの世界~
「・・・・小手調べはおしまいだよ。さぁ・・・・楽しませてもらおうか」
「・・・・・・フン」
「まぁ、C-5ランクのザルナ程度でビビってるようじゃ楽しめそうにねぇがな・・・・」
コッペパンネタは勢いでやりましたw
本人曰く、コッペパンの持つ属性毎に呼び方が違うらしいです。
コッペパン紹介の回とかできそうで怖いですw
ではでは^^ノシ