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【第一限】 謎だらけの・・・・学校?

初投稿作品故にお見苦しい点がたくさんあると思います^^;

そんなものでよろしければ、暇つぶし程度にでもどうぞ☆

改善点等あればガンガン言ってくださいww


ではではどうぞ!ゆっくりしていってね!!

「ん・・・・・・」


朝だ。目覚ましはまだ鳴らないが、自然と少し早めに目が覚めた。


「うっし! 気合入れてくかぁ!!」


一発顔を叩いて目を覚ます。

今日に限りただの朝ではない。

高校生活が始まる記念すべき朝なのだ。




いつも通り一人で朝食を済ませる。


「・・・・・・ふぅ。ごちそうさま」


俺は訳あって一人暮らしをしている。

会話の無い食事にはもう慣れたつもりだが、今日だけは何か寂しい気がした。


「今日は授業は無いんだったよな」


今日はHRだけで終わるはずである。

必要最低限の物をカバンに詰め込み、ちゃちゃっと身支度を済ませる。


「よし・・・・準備完了!」


ちょっとワクワクしてテンションが上がったので、勢いよく家を飛び出した。

それが間違いだった。


「いってきm『ガゴン!!』あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!?」


いきなりダンプカーとごっつんこ☆

結構吹き飛ばされたが、幸い軽傷で済んだ。

細い路地にダンプ・・・・無理すんなよな!入学の代わりに入院なんて御免だ・・・・。



一旦家に戻って手当てをし、再び登校。

「今度は慌てずゆっくり・・・・って時間がヤバス!」

時計を見たらいつの間にか(原因はわかっているが)遅刻ギリギリになっていた。

おのれダンプ。次会ったときが貴様の命日だ!

とか中二病チックなことを考えつつ先を急ぐ。



「ん~と、こっちでいいんだよな・・・・・・?」


正直言うと今日が正真正銘の初登校になる。

私立星陽学園。超無名校である。むしろ聞いたこともない。

ならなぜ入ったのかって? それは・・・・・・・・



~蒼瑠中3の冬~


「う~、さむっ」


冬の朝の冷え込み方は異常だ。

こんな猛獣ですら寝込む(冬眠ともいう)寒さのなか新聞を取りに行く俺は本当に強い子だと思う。


「なんてな・・・・・・」


無論冗談だ。だが今年の冬は本当に寒い。


「うぅ~・・・・」


震えながらポストを開けると、中には新聞と一緒に見知らぬ封筒が入っていた。


「なんだこれ・・・・?」

いや、見知らぬ封筒というとやや語弊があるかもしれない。

「おかしな封筒」というのが正しいだろうか。

なんというかこの封筒・・・・赤い。

しかも全体ではなく、ところどころ赤い。そして鉄くさい。簡単に言うと血液が付着している。


「なにこれこわい」


当然の感想である。


「だだだ・・・・誰だよ!? こんな物騒なモノいれt」


差出人を確認する。そこに並んでいた文字は


『私立星陽学園』


「学校!? 学校なの!?」


落ち着け、落ち着け俺。こんなモノ学校が送ってくるわけ無いよな!

もう一度よく目を凝らして見れb


『私立星陽学園』


「この世の終焉が今ここにっ!?」


訳がわからない。何がどうなってんだ!?


「そそそそそそうだ! 小指とか入ってたらけけ警察に届けなきゃな」


俺の頭の中にお花畑ができていくのがわかった。


「あは、あは、あはははははは」


俺は無意識に封筒を開いていた。無意識というかやけっぱちだったりする。中には紙がいくらか入っていた。


「うおぁ!? ってなんだ、普通じゃんか」


これがいわゆる「ギャップ萌え」である。わかってる。違う。



中に入っていたのは数教科分の問題用紙と解答用紙のセットと、子供のような字で


「テキトーにやってもとの封筒で返してくださいね☆」


と書いた紙が一枚。ここらで「これはおかしい」と気づくべきだった。

しかし、やってしまった。送り返してしまった。今思えば俺はあの時操られでもしていたのかもしれない。




謎の文書を送り返した帰りにふと郵便受けを覗いた。途端、俺は動けなくなった。

ついさっき投函したはずの血みどろ(?)封筒が・・・・戻ってきていた。

家からポストまでなんて2分もかからない。なのに・・・・その間に・・・・!?

もう俺は生きた心地がしなかった。すべてがわからなくなった。


「こうなったらヤケだ! どうとでもなりやがれ!!」


狂った俺は思い切り封筒を開け、中を確かめた。


「さあ、赤紙だろうが小指だろうがかかってきやがれ!!!」


『合格通知』


その場で盛大にコケた。


「どこまでも意味わかんないよ!! ていうか早いよ!!」


一人突っ込みが空しく響く。




そこには、合格した旨と、登校日初日の持ち物や時間。

裏面に学校周辺の地図(手書き)と、なぜかチューリップ(手書き)がかいてあった。

なんというか、すごく見辛い。地図としての役割を果たせるギリギリのラインである。


後日その旨がなぜか学校側に伝わっており、俺はそのすべてが謎に包まれたところへ行かざるを得なくなった・・・・・・・・



これこそが波乱万丈の学園生活の幕開けだったことなど知る由も無かった・・・・わけではなく、薄々感づいていた。なんというか悲しいものである。

学校まで着かずに終わってしまいましたww

ただの過去話でしたね・・・・

次回はきっと学校に着いてきっと何かおきます(テキトー)

亀の更新ですが気長に待っていていただけるとありがたいです~(汗)


ではまた次回(^^)ノシ

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