くそ!びっち!ぬいぐるみが喋るなよッ
ー燈の自室ーー
母は、渉が来るとすごく嬉しそうにする…
燈母「渉君今日はご飯食べていくでしょ?」
渉「あ、今日は家に帰ります。」
燈母「あら、そう?じゃあごゆっくりね♡」
燈の母は、お菓子を持ってきてくれて、キッチンへ戻った。
渉「元夫を殺せって俺言われたよな??」
燈「うん、言われてた。」
渉「……無理難題すぎる気がするんだけど」
燈「まぁさ、人間界を救うヒーローだと思ってさ?」
渉「戦闘物は、嫌いじゃないけど、俺が?だよ?」
燈「そうだね、似合わない」
燈は、寝転びながら、ストレートに渉に言った。
渉「はぁーー俺達ってさ、トラブルメーカー??」
燈「うん、そうだね、でもこれはさ、全部神と妖怪が悪い」
(キッパリ神と妖怪のせいにしたよ、俺の彼女…)
燈「だって高校三年生がさ、人間界を救うとかやって、修行やって、戦って、何でそんなことしないといけないの?」
子供のように、手足をバタバタさせる燈
渉も燈の隣に寝転がった
渉「ほんとだよ、水無月と出会ってから、毎日が冒険みたいだな!RPGの主人公かって感じだ」
燈「修行なしで、チート能力欲しくない?」
渉「欲しい、出来ればセーブポイントと、やり直しループ機能も!色んな意味で」
燈「どうせ、変態な事考えてるんでしょ」
渉「そりゃあね?」
ーーあーーーーもーーそこのバカップル!!!ーー
部屋に聞こえた、大きな声に、びっくりする、燈と渉。
ーー見てらんないのよ!さっきから私の目の前でイチャイチャと!!!!ーーー
燈「え?!何?誰の声?!」
渉「なんか聞き覚えあるような……」
ーー私よ!わ!た!し!ーー
燈「え?どの私??」
ーーブス女!目も悪いし、頭も悪いの?ーー
燈の怒りゲージ10パーセント
燈「はぁ??ブス女っつた??」
ーー良くも私の事忘れてたわね、ブス女ーー
燈「いや、今も1ミリも思い出せません」
渉「水無月…うさぎのぬいぐるみ、見てみろよ」
渉に言われ【うさぎのぬいぐるみ】を見てみると
立っているし、喋ってるし、動いてる。
机の上にやってきた、ぬいぐるみのうさぎ
「やっと、認識したみたいね!ブス女!」
燈「あ!私の親父ギャグ盗んだ奴」
「まだ、根に持ってたの?!」
燈「まぁ」
「わたるんを監禁した事は?」
燈「あーそんな事もあったような…」
「もう、わたるんに、興味が無いからいいけど」
渉「それは良かった!」
渉は安堵した、あの時の精神的ダメージを思い出していたからだ。
「で、お兄様達は?」
燈「動物化させて、反省させてるよ?」
「何それ!もう!!とっとと、案内しなさいよね!」
燈「なんで私が!?勝手に行ってよ、1階の居間の押し入れ!」
「こんな身体じゃ動きにくいわよ!抱っこして連れてきなさい!」
燈「わがままな、ウサビッチ…」
「私は、ス!ク!ナ!!!」
燈「く!そ!び!っ!ち!」
渉「はい、水無月、そのうさぎのぬいぐるみ持って、下行くぞ」
渉は、収集が付かないと思って、燈に、うさぎのぬいぐるみを抱かせた




