イケメンになったら、珍しくヒントくれた!
三葉は何やら造っていた、燈達が学校に行ってる間、昨日泣いてた燈を見て、親心からなのか。
神気を込めて、真剣に造っていた。
四葉も手伝わされて、嫌そうな顔をしながら、造っていた。
朝から作業して、夕方まで時間がかかったが、何とか試運転まで、出来上がった。
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ー学校の屋上ーー
「何よこんな所に呼び出して」
燈の機嫌は最高に悪かった
「何故一度も寄ってこぬ、こんなにイケメンの姿に変化したのだぞ?」
「(怒)で?私は、性悪おばさんと、仲良くする気はこれっぽっちもない!」
「別に仲良くしてくれとは、言っておらん」
「じゃあ何がいいたいのよ!」
天野テラスは、燈の近くまで言って至近距離で顔を見せる。
「/////ちょ!近い!」(無駄にイケメンにしたせいか、直視できない!)
燈は目を逸らした。
「この顔なら女子は何点をつける?」
「はぁ??」
「この顔の点数を分析してみろ水無月燈、先程から、女子に囲まれてな、満更悪くない気分だ」
(・・・性悪おばさんって、実話そう言う趣味だったのね、ネタにしよう)燈は、すぐさま、メモした。
「絶対に大人しくしててよね、あとその顔なら100点らしいわよ、朝顔が言ってたから」
「ほほう、あの算置の女か、見る目があるな」
「…ねぇ、お願いだから、えっと、天野テラス、テラスでいっか、テラスさ、問題起こさないでね?今起こされると、雪女と戦えないから」
「雪女に勝てるヒントを教えてやろうか」
「え!?本当!?」
燈は、散々天照大御神に、振り回されてきたが、こればかりは、信じた。
「声の玉の修行にも、めげずに励んでるみたいだからな、特別だ、明日の満月の夜、深夜0時に1000年の木の前に、三葉と四葉、スクナを連れていけ」
「え?あの木?何で??」
「満月のタイミングが良かったな、燈」
燈は、性悪おばさん(天野テラス)から、ヒントを貰った。性悪おばさんと呼ぶのを辞めておこうと、心で誓った、多分、誓った。
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ーー妖の国ーー四季座ーー
佐丸は、血で滲んだ、月を見つめていた
妖の国の月は、黄色ではなく、赤色だ
昔は、ちゃんと黄色の月の色の光だった
でも今は赤色だ。
月の色が変わった瞬間を、佐丸は知っている。
そう、あれは、術獸が生まれた時
妖の世界も、歪んーーそれが始まりだ。
そんな事を考えていたら、後ろから気配がした
「俺の背後に立つのは、誰だ?」
「お前が、鬼の佐丸だな…」
佐丸は、後ろを振り向いた。
「貴様、普通の神じゃないな、ここに来て眠らないなんて、何者だ」
「察しがいい鬼じゃな、私は天照大御神の側近、思兼命。」
「最高位の側近が、俺に何の用だ?」
「貴方の協力に来たのです、我々も人間が好きではないのでね」
「ほう、まさに地獄に仏だな」
「人間界を共に滅ぼしましょう、佐丸。」
「おう、気に入ったぜ!じいさん。」
互いに手を取り合い、不穏な笑みを浮かべた。




