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セーブポイントはやっぱ深夜

作者: 朽原
掲載日:2026/01/19

コロナに全世界が戸惑った。21歳の勇もその1人だ。いつものように凪げ無くパソコンを開き、

いつも見ているニュースサイトを見ると、「新型コロナウイルス発生非常に危機的状況」とトップで載っていた。「なんだよこれ・・ヤベえっしょ・・」と思うことしかできなかった。とりあえず夜飯にしようとカツ丼弁当とコーラを冷蔵庫から持っていき食べて、飲みながら、ニュースサイトを見ていた。すると赤い文字で自分のスマホから速報が入ってきた。「新型コロナウイルス日本で初めて確認」と真っ赤な文字で送られてきた。「げっマジかよ嘘だろ俺死ぬんじゃね?」とゾッとして5分ほどたった後にグループトークをしようと思った、気持を少しでも落ち着かせようとしたからだ、自分のメッセージアプリの名前は、「イッサー」としている

仲間は、コジロー(宮本 小次郎)ゴットハンド(霊魔獣人・・まだ本名は分かってない)ヒマ人(沖宮 昴)そして俺だ。「マジでやばいwww」と送ると

「それな」「ガチでやばいw」とヒマ人とゴットハンドからメッセージが送られてきた。すると俺は、「下のリンク見てみw色々書いてるからさ。httpp;/98kj」

と送ると、「まじで色々書いてある。」「ダイエットとか世界の株価とか」そう

このサイト、Yジェネレーションというサイトには、ダイエット.株価.予言なども乗っている盛り沢山なサイトだ。いつもこのサイトを欠かさずチェックしてる



俺だが、コロナばっかりは初めて見た。普段ならある広告も、「感染対策を徹底に」

や「マスクは絶対」とか政府の広告ばっかりで飽きてくる。翌朝俺は、マスクを付けてバイト先へ向かうと、本当にみんながマスクをしていた。おじさん.おばさん

警察も小学生まで、俺は、居酒屋でバイトをしてるけど、朝.昼はほとんど

店のごみ捨て、店内掃除やポスターを貼ったり、トイレ掃除ばっかりたまに店長の

タバコを買いに行かされる時もある。もっと酷い時には、先輩の車を

洗車しに行ったり、後輩の仕事を任されたり、結構こき使われてる。だが

1番の問題は夜だ、客がたくさん来るのは普通だが、その後だ、俺だけ

居残りさせられて、掃除に皿洗いたまにビールの補給もされる、

電話も、店長に変われと言われても留守ですと言ってガミガミ叱られる。いわゆる

ブラックってやつかも知れない・・いや俺がブラックのターゲットにされてるかも

しれないなといつも思う。だがその2週間後に居酒屋は潰れた。コロナのせいでだ

俺は、どうしようと思った。ずっと居酒屋で稼いでたのでパニックになった

これから金はどうすればと急いでバイトアプリで身分証 不要 時給5万円

と検索しても、ワードが見つかりませんでした。としか返ってこない.。おそらく出てきたとしても闇バイトばかりだろう。

どうすればいいかと困惑しながらネットカフェに泊まることにした。金がないともう家賃もどうせ払えないから。幸いにも退職金として10万円が出たので苦しくはなかった。

「はい1泊2500円です」「マジで?高くね?」「高くて悪かったな」こんなそっけないやり取りをして、シャワーを浴びた後、カップラーメンと麦茶を注文した。本当はビールが良かったけど、一杯850円したから買わないことにした。俺は、ビール6杯くらい飲むから、4800円程になってビールで貯金0円になるなんて死んでもゴメンだ。

カップラーメンと麦茶が来るまで、スマホで「身分証が不要で、時給5万円くらいのバイトありませんか?」とネットで挙げても、「そんなのは無いww」や「お前バイト舐めすぎ」や「まじでお前そんなことできると思ってんの?馬鹿じゃねえの?」とか

相当きついコメントしか返ってこなかった。しばらくすると注文の品が届くと、やっと空腹を満たすことができた。やっぱり俺はすぐに仕事はできないと思った。

なぜなら接待は下手、料理も激マズ、計算も遅い、おまけすぐ何かをこぼしたり、倒したりする。そんな事を考えてると、麦茶を倒してしまい、タオル700円も

支払わなくてはならなかった。そして気分転換に漫画を読むことにした。憂鬱な時には漫画を読むのが勇の人生の習慣だった。3時間ほど経っただろうか。もう外はネオンで眩しい午後8時頃、俺の大好きなボクシング漫画「赤色の拳」全25巻を読み終えたのだ。もっと他の漫画を読もうとしたが、急な眠気に襲われて、バタッと寝てしまった。

「もう朝か」と真っ先にそう思った。一瞬どこにいるのかがわからなくなった。そして1分ほど経ってやっとネットカフェだということがわかった。もちろん朝食は用意されていない為、牛丼と水を頼みその後ガツガツと食った。そしてその後は漫画を読み、ネットの掲示板を見たりと時間を潰していた。すると気になる広告を発見した。内容は「オンラインでゲーム作り!!バトルゲーム.ミステリーゲームも作り放題!!顔は一切見られません. 3ヶ月無料!!」といった内容だった。内容がいかにも詐欺っぽいがなぜか引き込まれた。自分でもよく分らず気付いたら入会して水曜日の深夜のコースの受講まで手続きを進めてしまった。

焦りまくったが後悔しても遅いとわかると同時に、3ヶ月無料ということを忘れていた。つまらなかったらすぐ退会すればいいと思いながら水曜日の深夜を迎えた。

参加ボタンを押すとチャットから「こんにちはアナタの名前を教えてくれませんか?と書かれていた。「勇です」と送ると「勇さんようこそ私がゲームの講師です

どうぞよろしくお願いします」と返ってきた。気になりながらもやってみたが、ものすごく面白かった。コマンドや動き、更に攻撃の仕方など色々なことを丁寧に更に親切に教えてくれたので勇は興奮していた。そしてレッスンが終わるとパソコンを閉じたくないほど興奮していた。

その後もコロナの状況は落ち着くことはなく日を追うごとに感染者が増えていった。今じゃ勇もマスクが体の一部になっている。

そしてネットカフエ過ごして1~2週間ほどたった。「どうしよ...金銭的にもヤバい...あと何日ぐらい過ごせっかな..」と頭を抱えていた。宿泊費.食費、マスク費その他諸々で10万円ほどあった退職金は3万円程になってしまった。そして勇はふと思い出した。「そういえば前にゲームを作る教室みたいなのがあったな...まてよ!?これを仕事にしたらいいんじゃねえか?」と勇は天才的(おそらく)な考えを発見した。

だが勇はふと思った。「作ったとしても会社は?オフィスは?金は?社員は?」という疑問が富士山の高さぐらいまで出てきた。だが近年では自宅などで仕事をして何百万と稼ぐ人も多いらしい。そう考えるときが楽だった。「俺も行けるんじゃね?」

とアホらしい考えだったが勇は本気だった。

まずは広告で人や資金を集めようと勇は考えた。だが今はコロナ禍真っ最中で

バイトで稼ぐとなると相当難しいし自分がコロナにかかってしまうリスクも増える。そこで思いついたのがクラウドファンディングだ。前に東京の大学がこれで凄まじい金額になったのでおもいついたのだ。そして勇はパソコンを立ち上げて、クラウドファンディングの画面を設定した。「ゲーム会社です!!コロナの時だからこそゲームで希望を!!」という胡散臭いキャッチフレーズでいくと決め、目標金額は500万円と設定した。こんな日常も悪ないなと思いながら、俺は眠ることにした。

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