登場人物紹介 ~世代交代編~
族長代行編のネタバレを含みます。
芙蓉
人族・25歳・水連町の薬屋の娘・龍希の妻
龍陽と竜琴の母。第3子懐妊中。
三輪が来てから食事が充実し、妊娠中の現在、過去最高体重を記録して少し焦っている。
龍希
紫竜族・27歳・紫竜族長の次男・母は孔雀族のキーラ・族長代行
異母兄の龍栄と早く族長代行を代わって、枇杷亭に帰りたい。
龍陽
紫竜族・4歳・龍希と芙蓉の第一子・誕生の実はマンゴー
紫竜族に14年ぶりにうまれた竜の子。守番は竜紗
リンリン棒がお気に入り
竜琴
紫竜族・2歳・龍希と芙蓉の第二子・誕生の実は苺
守番は竜紗。ジャスミン茶の匂いだけ好き
兄とママを取り合っているが、パパがしょっちゅう割り込んでくるので、パパを嫌いになりつつある。
龍栄
紫竜族・32歳・紫竜族長の長男・族長後継候補の一人
白猫族のニャアとの間に長女の竜縁と長男の龍明がいる。現在、龍明の守番中
龍算
紫竜族・36歳・住まいは柘榴亭・赤ワイン好き
前妻はワシ族、33歳の時に鹿の族長の姪であるソラ(ソル)と再婚したが、生まれた娘は実子ではなく、妻も自殺。傷心中だが、鶯亭の守番はこなしている。
長男の龍久が産まれた龍光と交代する形で族長後継候補から外され、現在は龍栄派に所属
龍灯
紫竜族・34歳・族長後継候補の一人だが龍希派に属する・梅酒好き・住まいはイチョウ亭
前妻はへび族・ゴリラ族で、現在の妻は象族(懐妊中)。
異母弟の龍兎とは仲がいい。
竜縁
紫竜族・3歳・龍栄とニャアの第一子
龍久と龍明の巫女を務める
白猫族の特性を受け継いで心身の成長が早いが、龍陽たちとリンリン棒をもって走り回るのが好きで龍陽のことを兄、竜琴のことを妹のように思っている。
現在は弟の龍明の守番中のため、鶯亭から出られず、親バカの父を少し嫌いになっている。
龍光
紫竜族・39歳・竜冠と龍久の父・現在の妻はシマヘビ族のクシャナ
竜冠の母死亡後に、クシャナと再婚するもその直後に龍希と交代する形で後継候補から外れ、龍久の誕生により龍算に代わり最年長の後継候補になる。
恐妻家。住まいはスミレ亭。
龍緑
紫竜族・23歳・龍海の一人息子・母はワニ族のスイスイ・住まいは睡蓮亭
龍栄派にも龍希派にも属していないが、龍希の使用人である三輪を助けた
口うるさい両親から離れ、自由な独身生活を謳歌中
龍兎
紫竜族・24歳・龍緑のいとこ
異母兄の龍灯を尊敬しており、族長になってほしいが、龍灯が龍希派に入ったため龍栄派に所属。
守番を担当できるようになり、鴨族から妻を迎える予定
龍久
紫竜族・1歳・龍光とクシャナの第一子で竜冠の異母弟
転変後も子蛇の獣人の姿をしている
竜音
紫竜族・一族の最年長だったが、死亡
かつては雌竜の筆頭だったが、晩年は女たちの相談役をしていた。
龍峰・龍海・龍光の守番をつとめ、3名に加えて龍栄と白鳥の前妻の縁談をまとめた。竜夢とともに竜帆・龍栄の養育を担当していたので龍希とは接点がほぼない。
ソラ(ソル)
鹿族・好物は栗・生まれ故郷は現在の水連町の山
弟とともに鹿族の戦士をしていたが、族長の姪ソラの身代わりとして龍算に嫁がされた
弟はニャアの侍女をしていた妻の仇である龍栄夫婦を恨み、ソルが龍算に嫁ぐことが決まった際に龍栄と鹿族双方への復讐を計画するも、実行前に何者かに殺された。
芙蓉に悪事を見破られ、鹿族への復讐を遂げた後に自殺する。
孔究
孔雀族・キーラの息子・龍希の異父兄
龍希の援助を受けて族長になる
幼馴染みの孔雀族の妻にぞっこんで妻の好物のジャスミン茶を品種改良して孔雀族の名産品にした
母の形見であるオパールの足環を常に身に付けており、龍希からもらったオパールのネックレスは妻に譲った
ソウ
紫竜本家の侍女見習い・白茶ぶちの混血獣人(孤児)
親代わりだった伯母がなくなり、一人で生きていくために紫竜本家の使用人になったらしい
部屋が近い三輪と仲良くなり、アホウドリを殺して三輪を助けた。龍希からその褒美としてエメラルドのペンダントをもらった。
エイナ
熊族・享年65歳・熊族の大商家出身・実妹のレイナは熊族長妻
亡竜帆と龍栄の母
竜音に騙され、龍峰と離婚したが、龍峰に愛想をつかし紫竜本家に移った後は族長妻のふりを続けていた。
本家で猫の獣人に殺害される。
シュグ
フクロウ族・シュシュの二女・シュンの妹でシスコン
紫竜本家で医師をしている。
三輪
人族・23歳・清水町の酒屋の三女
家族は皆、獣人に殺されて、天涯孤独となる。
藍亀の島で芙蓉たちに拾われ、現在は芙蓉の毒見役兼枇杷亭の侍女見習いをしている。