登場人物紹介 ~朱鳳族~
朱鳳族
南の大樹に巣を作る神獣の一種。同族繁殖も卵生の獣人との繁殖もできる。
鳥族の4割は朱鳳の眷属。天空において朱鳳に敵うものはおらず眷属でなくとも鳥族は朱鳳を畏怖している。
紫竜族とは昔から友好関係にあるが、紫竜から妻を迎えることはあっても嫁に出したことはない。また現紫竜族長の娘が嫁いだ翌年に亡くなったことを理由に紫竜との縁談を中止している。
平均寿命は300歳で藍亀に次ぐ長寿。
幅広く取引を行っており、取引品は数えきれないが、朱鳳特有の品は大樹の実と朱鳳の羽織物。
紫竜に人族の奴隷を販売し儲けていたが、代替わりの儀で招待した人族が紫竜にけんかを売って朱鳳の責任を問われ、奴隷売買で儲けた以上の賠償金を支払うこととなったことをきっかけに、人族との取引を中止した。
鳳剣
現族長の息子、竜湖の夫。
5歳年上の竜湖と政略結婚し、2男2女がいる。穏やかな性格で一族からの信頼もあつい。
竜湖には頭が上がらないが夫婦仲は良い。
鳳雁
鳳剣の弟。妻は朱鳳族で娘が3人いる。
紫竜との取引を担当しており、龍海が取引相手。
鳳剣と性格は正反対で短気。妻子の買い物に付き合いきれずよくふらりとどこかに行っては妻に怒られている。
香流渓にあったなじみの店は龍希のせいで潰れてしまったが、龍希と芙蓉の再婚を紫竜の公式発表前に朱鳳に知らせたことでかなりの報奨金をもらったので勝手に龍希に感謝している。
凰蘭
鳳剣と竜湖の長女。夫はワシ族で子が2人いる。宝石商
父に似て慎重な性格だが、夫を尻に敷いているところは母に似た。
族長になった祖父を補佐している。
凰鈴
鳳剣と竜湖の二女。夫は朱鳳族で子はまだいない。宝石と奴隷売買担当
人族の奴隷売買で大儲けしていたが、代替わりの儀の事件で全ての取引先をはく奪され、現在は龍希・竜湖の労働期間中。口は悪いが責任感は強く、炎の力は4人兄弟の中で一番強い。