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登場人物紹介 ~解放軍~

司令官・巴衛ともえ

解放軍のトップで副官ら4名と解放軍を作った

情報収集に長けており、獣人相手にも対等に交渉を行って協力関係を取り付けている

かつては芙蓉が龍希に監禁されていると勘違いして何度も誘拐しようとしていたが、オウム領で芙蓉と再会して誤解が解けたため、今は友人として芙蓉を助けている




参謀 (故人)

司令官とともに解放軍を作った一人

白猫領の隠れ家で殺害された




副官 (故人)

司令官とともに解放軍を作った一人・真矢まやの兄を解放軍に勧誘した

水洞町の拠点に居たところをカラス軍に襲われて死亡




かい (故人)

参謀の部下で、最初のジュウゴの監視係

北の港町の出身

白猫領の隠れ家で殺害された




真人まさと (故人)

真矢まやの兄で、初代北の隊長

元は商人の息子だったが、親が妹の真矢を奴隷として売ったことに反発して家出し解放軍に参加

白鳥族での奴隷解放作戦で妹ら多数の奴隷を解放して北の隊長に任命された

しかし、タンチョウ領で芙蓉を奴隷商人の娘と勘違いして襲おうとしたため、龍希に捕らえられ、その後に自殺




真矢まや

商人の娘で白鳥族の奴隷となっていたところを解放軍に助け出された

北の隊長らが芙蓉を襲おうとした事件で紫竜に捕らえられて、芙蓉・三輪と面識有り

その後に解放され、解放軍の策士討伐隊に参加していた




スミレ (故人)

解放軍の幹部で、主として獣人相手の勧誘を担当

獣人との会話術にたけ、解放軍の女たちに教えていた

ジャガー領で黄虎に捕らえられ、その後紫竜に引き渡されて解放されるも死亡




如月きさらぎ

解放軍の留守番係

定期的に移動する解放軍の隠れ家の一つを管理し、やってきた隊員たちを迎えている

紫竜に解放されたスミレと真矢をそれぞれ保護した




ショウ

解放軍西部隊員で策士討伐隊に参加

元は鳶田新町とびたしんまちの遊郭経営者の息子

サツキの妹と結婚していたが、獣人に町を滅ぼされ一人逃げ出して無事だった

戦闘・暗殺が得意で危険な地域を一人で回ることもある。かんを解放軍に勧誘した人物




かん

水連町の和菓子屋さくらの次男・芙蓉の幼馴染

中学卒業後に故郷を離れ、白鳥領の祭りで芙蓉と再会した際には独立して飴屋をやっていた

神別町こうべつまちささと結婚して店舗を構えたが、笹が龍景のシリュウ香を無断で焚いたためにハヤブサに襲われて死亡し、店舗兼自宅も破壊された

失意の寒はショウに勧誘されて妻の仇を探すために解放軍に参加

後に龍景と再会して妻の仇のハヤブサを発見し解放軍とともに殺害した

解放軍に恩義を感じ、またその活動に共感して今も解放軍で活動している




サツキ (故人)

解放軍の幹部で西部隊副隊長

元は鳶田新町とびたしんまちの呉服店の娘

父に跡取り息子がいなかったために婿を取って父の商売を支えていたが、娘が誘拐されたことで解放軍に参加し、結果として故郷の町を襲撃された際に生き残った

しかし娘が獣人に殺されたため解放軍の危険な業務に積極的に参加し、副隊長まで上り詰めたが象の宿での芙蓉誘拐未遂事件でシュンに殺された




南の隊長 (故人)

芙蓉誘拐作戦で死亡




陶矢とうや

元南の副隊長だが、最初は西部隊として活動

鷺領での芙蓉誘拐作戦では留守番していたので助かり、後にユリとともに鷺に襲われていたところを三輪夫婦に助けられるなど実は運のいい人物

現在は象領の捜索隊に参加している




ユリ

元南部隊の隊員で連絡係を務めていたため、他部隊や幹部らとも面識がある

16歳で北の殿町とのまちの漬物に嫁いで息子を産んだが、経営難となった夫家族に遊廓に売られ、解放軍に救出された

解放軍の助けをえて夫家族に復讐したが、息子が行方不明となったために解放軍に参加

龍希との取引で息子を発見したため解放軍を辞めて死のうとしていたところを、龍景に求婚されて結婚した




ゆたか

解放軍の人間相手の勧誘係兼戦闘員

後に2代目北の隊長となるも狼族領で隊は壊滅し、その後は策士討伐隊に参加した

ジュウゴの監視係であったがジュウゴが逃亡し策士に寝返ったことに責任を感じており、ジュウゴの暗殺をもくろんでいる

本人たちは隠しているが、部下のツツジと恋仲なのは解放軍内では割と有名な話




ツツジ

元北部隊の連絡係

豊の勧誘で解放軍に参加し、長年豊の側近として仕えている。

戦闘能力はないが、足の速さと現場での判断に優れ、象領の捜索隊では副隊長として小隊を率いるまでになった。




けん (故人)

元北部隊の隊員で豊の部下

かつてマムシ領でジュウゴたちと一緒に避難した

狼族軍による隠れ家襲撃により死亡




カエデ

東部隊の副隊長で解放軍の幹部

カラス族本家の作戦を実行できたのはカエデがアースト達を勧誘したおかげ

現在は、北部隊がなくなったために東部隊の仕事が増えて水連町周辺を離れられない




甲賀こうが

東部隊の隊員で水洞町の隠れ家の護衛をしている

豊たちが水洞町に来た際に芙蓉の父のことを教えた




明日香あすか

長らく解放軍の協力者をしており、現在は象領捜索隊に参加

水連町長補佐の妻という立場を利用して役場焼失前に水連町の戸籍コピーを豊に提供したり、役場や町の情報を流していた

芙蓉の幼なじみでもあるが、芙蓉と巴衛のつながりは知らない

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