紫竜の花嫁 ＊登場人物紹介＊

登場人物紹介 ～三輪編～

芙蓉（ふよう）

人族・34歳・水連町の薬屋の娘 ・龍希の妻で龍陽、竜琴、龍風の母

ユリと前夫の息子である結太（ゆうた）を薬屋の後継者として教育中

龍希と結婚して１４年目、気づけば紫竜一族において最古参の妻になった。

龍希（りゅうき）

紫竜族・36歳・紫竜族長・父は先代族長の龍峰、母は孔雀族のキーラ・龍栄は異母兄

ようやく策士が死んだのに、妻の兄疑惑に、新年会の毒殺未遂にと休む暇がない

龍陽（りゅうよう）

紫竜族・13歳・龍希と芙蓉の長男

顔は父親に似ているが、中身は母に似ている

祖父の龍峰に溺愛されている。

龍栄（りゅうえい）

紫竜族・41歳・族長補佐官・父は龍峰、母は熊族のエイナ・竜縁と龍応の父・住まいは桔梗亭

象族長の娘であるカモミールと婚約中

龍緑（りゅうりょく）

紫竜族・32歳・族長補佐官・龍海の一人息子・妻は三輪・竜琳、龍星、龍月の父・住まいは睡蓮亭

妻が原因不明の記憶喪失となり、奔走している。

三輪（みわ）

人族・32歳・清水町酒屋の三女・龍緑の妻

新年会の乾杯直後に倒れ、記憶を失って入院中

龍空（りゅうくう）

紫竜族・45歳・住まいは蜻蛉（かげろう）亭

妻は狐族のナーリで妊娠中だったが、暗殺された

龍景（りゅうけい）

紫竜族・33歳・末席補佐官・龍賢の次男で母は狼族のカーベル・住まいは朝顔亭

息子の龍結（りゅうゆう）が一歳を超えて離乳し、一安心している。

別荘にいるユリの人族息子のことも気にかけているお人好し

ユリ

人族・33歳・元解放軍の南部隊員・龍景の妻で龍結の母

解放軍がらみの事件が増えたせいで忙しい

龍峰（りゅうほう）

紫竜族・71歳・元紫竜族長・龍栄と龍希の父

族長引退後は枇杷亭を借りて住んでいる。

龍賢にも人族の母を持つ孫が産まれたので、よく情報交換している。

竜紗（りゅうさ）

紫竜族・47歳・龍大の娘で竜色の姉

象族に嫁ぎ、念願の象との縁談を実現した矢先に新年会の事件が起き、真相解明に奔走している。

龍海（りゅうかい）

紫竜族・56歳・筆頭補佐官・龍緑の父・住まいはツワブキ亭

熊妻と離婚後は再婚を希望しておらず、3児の育児に奮闘する息子夫婦を手伝っている。

龍兎（りゅうと）

紫竜族・33歳・龍灯の異母弟で父は龍範（りゅうはん）・住まいはススキ亭

オウム妻は3人目の妻で子どもはまだいない。

序列は低いが勤勉な性格

従兄弟にあたる龍緑と仲がいい

シュン

フクロウ族・芙蓉の侍女兼医師

母は紫竜一族に仕える医師でシュンたち三姉妹も皆医師になった。娘のシューセは医師兼ユリの侍女をしている。

シューセ

フクロウ族・ユリの侍女・シュンの娘

ユリのせいで危険な仕事も多いが、実はそれを楽しんでいたりもする。

明日香（あすか）

人族・40歳・雑貨屋の娘・水連町町長補佐の元妻

芙蓉の幼なじみで三輪の親友。実娘の鈴（すず）を育てるために歳の離れた夫に嫁いだが、娘を獣人に殺されたことで解放軍に参加した。

ジュウゴ

人族・元解放軍・芙蓉の実兄で三輪の元夫

ワニ領で奴隷になっていたところを解放軍に救助され、記憶喪失のふりをして解放軍に参加した。

しかしかつて人買いに売ったはずの妹の芙蓉が生きて龍希の妻になっていることを知り、芙蓉を暗殺するために策士に寝返った。