登場人物紹介 ~紫竜の妻たち~
芙蓉
人族・水連町薬屋の娘・龍希の妻
人のふりをしていた龍希と遊郭で出会い、身請けされて枇杷亭に連れてこられるも、当初はそれが龍希との再婚を意味することを知らずにすれ違っていた。
サヤ
カラス族・カラス族長(当時)の三女・龍希の最初の妻
ハヤブサ族との縁談を破談にして龍希に嫁ぐも1年も経たずに離婚した
サンデー
狸族・狸族長の三女・龍栄の三人目の妻
狸族の神官と結婚し、狸の娘が産まれたが、狸族長の命令により神官と離婚して龍栄に嫁いだ
ニャア(故獣人)
白猫族・白猫族長(当時)の末子・龍栄の二人目の妻
成獣と同時に龍栄に嫁ぎ、竜縁、龍明を出産するも、鶯亭の炎上により死亡
芙蓉と仲の良かった唯一の獣人妻
ココ(故獣人)
白鳥族・白鳥族長(当時)の娘(実際は養女)・龍栄の最初の妻
龍栄の成獣と同時に嫁いだが、2回の死産の末に離婚し、離婚後は複数の子どもを産み、龍栄への復讐を果たした
スイスイ(故獣人)
ワニ族・ワニ族長(当時)の妹・龍海の最初の妻
龍海に嫁いだ当時はワニ族は主要取引先だったが、次第に没落
しかし、スイスイは龍緑を出産し、子育てにも熱心だったために龍海は離婚を希望しなかった
カリナ(故獣人)
熊族・熊族長(当時)の親族・龍海の二人目の妻
兄を熊族長にするために龍海に嫁いだが、兄は失脚し、蟄居先から逃亡
龍海との離婚後に、兄の失態(龍風の殺害未遂)の責任を問われて家族ともども処刑された
シーヨ
狼族・狼族長補佐官の妹・龍算の三人目の妻
龍賢の狼妻の死期が近づいたため、狼の妻を絶やさないために龍算に嫁いだ
ソル(故獣人)
鹿族・鹿族長の姪の替玉・龍算の二人目の妻
妻の替玉・龍算以外の子を妊娠したことが発覚して自殺
睡蓮亭のソウは姪(ソルの弟と白猫の娘)
ケープ
ハクトウワシ族・ハクトウワシ族長の妹・龍算の最初の妻
龍希に長男が産まれた後、龍希が圧力をかけたことで龍算と離婚
離婚後は奴隷にされた同族の解放に動いていた。またワシ族の夫と再婚し、娘がいる
フリージア(故獣人)
象族・象族長の孫・龍灯の三人目の妻
龍灯とゴリラ妻の離婚後に龍灯に嫁いだ
双子の姉妹と象の息子がいる。竜理を産んだ後、第二子を妊娠中にカラス族の香油で衰弱し、死産の上、フリージアも死亡した。
マーメイ(故獣人)
マムシ族・マムシ族長(当時)の孫・龍灯の最初の妻
龍希の長男誕生後に、龍希に圧力をかけられて龍灯と離婚した。マーメイが離婚に抵抗したため、龍灯は離婚後に一時期精神を病んだ。
カーベル(故獣人)
狼族・狼族長(当時)のはとこ・龍賢の妻
当時後継候補だった龍賢に嫁ぎ、龍韻を産んだが、難産により体調を崩し、流産が続くうちに、先に龍峰に次男が産まれて族長になった。カーベルはその責任を問われて狼領に帰ることができなくなり、龍賢と離婚することなく死亡した。
エイナ(故獣人)
熊族・熊族大商人の娘・龍峰の一人目の妻
熊族長の息子との婚約を破棄して龍峰に嫁ぎ、竜帆と龍栄を出産するが、龍栄が難産だったため不妊の身体になる。竜音に騙されて龍峰と離婚させられるも、竜帆の告発により竜音は失脚し、龍峰と復縁した。
キーラ(故獣人)
孔雀族・孔雀族長(当時)の姉・龍峰の二人目の妻
竜音の策略を知らずに龍峰に嫁いだ。龍希を産んだことで龍峰は族長になったが、エイナと復縁したことで夫婦仲は破綻した。
孔究はワシの前夫との間の息子。
クシャナ(故獣人)
シマヘビ族・シマヘビ族の商人の娘・龍光の二人目の妻
龍光と黒猫妻の死別後に龍光に嫁いだが、その直後に龍光は後継候補ではなくなったため、夫婦仲が悪化。後に龍久、龍墨を産むも紫竜本家で暗殺された
三輪
人族・清水町の酒屋の三女・龍緑の妻
芙蓉の侍女をしていたところを竜湖に脅されて龍景に嫁ぐ予定だったが、龍緑が強引に縁談を交換した。
龍緑の子を産んだことや芙蓉と仲が良いため龍海派に気に入られている。
ナーリ
狐族・狐族長の補佐官の娘・龍空の二人目の妻
仲の良い妹に龍空との縁談が来たが、妹が嫌がったので代わりに嫁いだ。
ナーリには3度の離婚歴あり。
キララ(故獣人)
カバ族・カバ族長(当時)の娘・龍景の最初の妻
妹が族長後継に決まり、邪魔者扱いされて紫竜に嫁がされた。しかも龍緑との縁談を三輪に横取りされたと不満で龍景とは早々に夫婦関係が破綻していた。
ヤード
ハヤブサ族・ハヤブサ族長の遠縁・龍景の二人目の妻
ハヤブサの子どもがいる。子作りに消極的な龍景に不満を持っていたが、夫婦仲は悪くなかった。
ハヤブサ侍女の悪事により離婚させられ、現在は行方不明。
モーコ
カワウソ族・カワウソ族長のいとこ・龍雲の三人目の妻
龍雲とカバ妻の離婚後に嫁ぎ、龍猛を産んだが、夫の序列が龍緑より低いことから三輪を敵視している。
チリリ
カバ族・カバ族長(当時)の娘・龍雲の二人目の妻
ヌーの夫と娘と暮らしていたところを実父に誘拐されて嫁がされた経緯から龍雲との離婚が許された
クルン
熊族・商人の娘・龍韻の二人目の妻
龍景が縁談を拒否したため、龍韻がデーメとの死別から立ち直ったタイミングで嫁いだ
熊族唯一の妻であり、龍賢の孫を産むことを期待されている
デーメ
イグアナ族・神林守りの一族出身・龍韻の最初の妻
龍賢の孫を産むことを期待されていたが、一度も有精卵を産むことなく、龍韻との旅行中に失踪した
ヤヤ(故獣人)
鴨族・商人の娘・龍兎の最初の妻
家族に結納金目当てに嫁がされたため、結婚早々に龍兎との離婚を希望していた。ココの娘に唆されて死を選んだことで鴨族と家族に復讐を果たした。




