紫竜の花嫁 ＊登場人物紹介＊

登場人物紹介 ～再会編～

芙蓉（ふよう）

人族・31歳・水連町の薬屋の娘 ・龍希の妻・龍陽、竜琴、龍風の母

龍希（りゅうき）

紫竜族・33歳・紫竜族長・父は先代族長の龍峰、母は孔雀族のキーラ

龍陽（りゅうよう）

紫竜族・10歳・龍希と芙蓉の長男

竜琴（りゅうきん）

紫竜族・8歳・龍希と芙蓉の第二子

龍示・竜琳・龍猛・龍助の巫女。

龍風（りゅうふう）

紫竜族・5歳・龍希と芙蓉の第三子

大人しい性格。まだ鱗が生え代わっていない。

龍栄（りゅうえい）

紫竜族・38歳・族長補佐官・父は龍峰で母は熊族のエイナ・朱鳳と藍亀の取引担当・住まいは桔梗亭

カラスとの縁談は花嫁死亡で破談となり、狸族長の三女との再婚が決まった。一人娘の竜縁を溺愛しているが娘には嫌われている。

竜縁（りゅうえん）

紫竜族・9歳・龍栄とニャアの第一子

実母と実弟と死別して父と二人暮らしとなった。

龍緑（りゅうりょく）

紫竜族・29歳・族長補佐官・龍海の一人息子・妻は三輪・竜琳の父・住まいは睡蓮亭

年末序列会議で朱鳳の取引担当になった。

三輪（みわ）

人族・29歳・清水町酒屋の三女

家族を獣人に皆殺しにされ、藍亀の島で行き倒れているところを拾われて芙蓉の侍女をしていたが、龍緑と結婚し、竜琳を出産した。昨年は象妻の侍女により堕胎薬を飲まされて流産した。

龍灯（りゅうとう）

紫竜族・40歳・族長補佐官・竜理の父・住まいはイチョウ亭

カラス族の香油のせいで象妻は死産の上、死亡した。妻子を失ったショックで放心中

父は龍範（りゅうはん）、異母弟は龍兎（りゅうと）でどちらも序列が低いが、龍灯は元後継候補。

龍韻（りゅういん）

紫竜族・40歳・龍賢の長男で龍景の実兄・母は狼族・住まいはサザンカ亭

イグアナ妻が旅行先で逃亡した後に実家近くの神林で焼死体で発見された後、熊族のクルンと再婚

同い年の龍灯と仲がよい。

龍景（りゅうけい）

紫竜族・30歳・末席補佐官・龍賢の次男・母は狼族・住まいは朝顔亭 かば族の妻と離婚後、ハヤブサ族のヤードと再婚した。

龍海（りゅうかい）

紫竜族・52歳・筆頭補佐官・龍緑の父

ワニ妻と離婚後に熊族のカリナと再婚した。取引担当は朱鳳、藍亀など多数。

鳳雁（ほうがん）

朱鳳族・族長後継筆頭・現族長の息子・兄は鳳剣

妻は朱鳳族で、娘は凰旬を含めて２人いる。龍海の取引相手

カラス族族滅の危機を察知してカラス・ハヤブサ戦争に介入して終戦させた。

凰旬（おうしゅん）

朱鳳族・鳳雁の娘で鳳匠の母

母も朱鳳族で実妹がいる。買い物とおしゃべりが大好き

凰蘭（おうらん）

朱鳳族・族長補佐官・鳳剣と竜湖の娘

実妹の凰鈴のほかに実弟が２人いるが、族長補佐官になったのは凰蘭だけ。

モーコ

カワウソ族・龍雲の妻・龍猛の母

龍猛を出産したのに、夫の序列が龍緑より下であることに不満を持ち、三輪をねたんでいる。

クルン

熊族・商人の娘・龍韻の妻

龍海の熊妻は子どもができる見込みがないので、熊族からプレッシャーをかけられている。

ヤード

ハヤブサ族・族長の遠縁・龍景の妻

夫が仕事で忙しく、子どもがなかなかできないことが悩み。カラスハヤブサ戦争の勝利に喜んでいる。

策士（さくし）

熊族・龍海の後妻カリナの兄

元は熊族長の後継候補だったが、現熊族長に政争で敗れ、蟄居処分となったところを解放軍のスミレの協力で脱走して、解放軍に協力しながら身を隠している。

司令官（巴衛）

人族・解放軍のトップ

ユリ

人族・司令官の側近で南部隊の所属

鷺領では芙蓉の誘拐を成功させた。

ジュウゴ

人族・芙蓉の兄

人身売買の罪で投獄後、志願兵となりワニとの戦争で捕虜になっていたところを解放軍に救助された。薬や毒の知識を生かして解放軍で働いている。しかし、人身売買の過去がばれると解放軍に殺されるので記憶喪失のふりをしてジュウゴと名乗っている。

豊（ゆたか）

人族・北部隊の隊長・ジュウゴの監視係

元は解放軍の広報担当だったが、銃の扱いがうまく獣人や奴隷商人の暗殺も行ってきた。