表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

二日酔いだな4

作者: 江口サイト

何も考えずに書いたので、何も考えずに読んでください。

「避難口はこちらです!」

俺はその声を頼りに移動する。

大丈夫だ、ケガはしていない。

足も動くし、助かるだろう。

避難した先では腰を下ろすことができた。

漸く一休みができる。そう思ったところにしかめっ面のおばさんが登場する。

「男なのに休んでるんじゃないよ!まだ避難できていない人もいるんだよ!」


どうやらここは『非難場所』だったようだ。


そんな時代だからこそ見逃すことも多いのだろう。

宗教に乗っ取られたこの国は言論を封鎖する必要もなく、なあなあで上に従う無気力なゾンビが徘徊する。

妨害電波がこの国の情報源で、インフルエンサーは誰でも同じ。

もっともらしいことを言うと叩かれるし、穴を見つけては石を投げる。

「石を投げる資格があるものだけが石を投げなさい!」

そんなことを言うやつにさえ石を投げるのは、意志のないゾンビたち。

ターゲットは誰でもいいんだと。まるで俺みたいじゃないか。

勝手に酒を飲んで、インターネットデブリを量産するんだもの。ポイ捨てと同じさ。

そりゃあ、意思の疎通などできるはずもないものな。ううぁ…。


ゾンビどもが何かを忘れるように娯楽を求め、人間に戻ろうとするも、国に別途金を払わねばならない。

煙草、酒、ガソリン、その他諸々ね。

かといって消費税を0%にする政党は間違っている。


見えないか、そうか。

所得税を下げれば、相対的に収入が増えるのだがな。

最低賃金を上げる必要もなく消費税率を下げる必要もなく、国民の消費を加速させることができるのだがな。

そこには至らんか。


とはいえ、己が自堕落な生活を送っているのは事実。

結果、部屋のごみは片付かず、衛生面からの体調不良に気付かない。

病院に行って金を払って、外国ではもっと金をとられるらしいよと震えている。

バカなんだろうな。俺たちは。


上司の話に花を咲かせよう。

まあ、種は上司自身が蒔いているのだが。

水は労働者の汗と涙。時には血が混じったり、吐しゃ物が混じったり。

アルコールという自白剤を自分で飲んでいて気付かないか。

アルコールに殺菌作用なんてないのさ。

だって、もし殺菌作用があったら腸内環境がボロボロになるだろう?

生のニンニクを大量に食えばそうなるようにな。


あ、待てよ?

念のために調べてみようか。

ふむふむ。

アルコールの濃度に関係しているらしいな。

正確には70から80%のエタノールを使用した消毒液であれば殺菌作用が期待できるらしい。

細菌のたんぱく質を変性させる…。何がどうなって何が起きるんだ?まあいいか。

俺の目の前にあるこいつはアルコール度数9%だ。

だから腸内が殺菌されないのか。なるほどな。


そうだ、上司の話だったな。

とある女性社員が移動になり、上司と話をしていた。

その後、上司の姿を見たものはいない。


どうやら女性社員がセクハラで訴えたらしい。

見てわかるが、健康診断で肥満を指摘されたんだと。

上司は仕事柄言わなきゃならんよな。

それを件の女性社員に話した。

その結果が自主退職だ。


物騒な世の中、という言葉があっているかはわからんが、気を抜けない世の中になったのは感じる。

俺だって他人事じゃない。

いつ社会的に抹殺されてもおかしくはない。

防衛をすれば過剰だと言われ、守らなければバカだと罵られる。

一体どこに避難すればいいんだろうか。

この不安を、ストレスを抱えた俺は、他の誰かを非難するのだろう。


「甘えてんじゃねぇ!社会は厳しいんだぞ!」

「そんなんじゃどこに行っても通用しないぞ!」


んなこたぁない。

だって、俺が無事だもの。

社会は厳しくないし、どこにいても通用している。

大丈夫だ。大丈夫なんだよ。

な、だから酒を飲もう。

ブラックのコーヒーを飲んでから飲むと二日酔いしないらしいぞ!

あ、そう。コーヒー飲めないのか。ごめん。

俺もコーヒー飲めないんだ。ははは。


そのうち、社会にはびこるゾンビのような悪玉菌がアルコールで殺菌されるんだろうよ。

そうなるまえに、避難しますか。アデュー!世界よ!

そうして、俺は記憶をなくしたのだった。

面倒な文章すみません。

一部読み辛かったり、話が飛ぶのはワザとです。はい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ