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第4話 犬って、食えんのかな?

俺の人生、終わった。

「おい、大丈夫か?」

「遼太くん、俺の人生は終わったよ。」

女子がいない人生なんて・・・。(どれだけ女子に執着心、抱いてんだよ。)

「人生・・・?」

これは・・・ドッヂボールをしていて、ボールがメガネに直撃して、メガネの(メガネが落ちないようにする為の鼻の所にある丸い留め具、名付けてピッタン)が鼻に喰い込む時以上に痛くて、悲しいよ。

俺は少しでも自分を励まそうと、大好物の焼きそばパンを購買に、買いにいった。

・・・なかった。

およよよよよよよよよよ。ホントにO★REの人生、終わったかも・・・。

ドンッ!!

あ・・・なんか人にぶつかった。これが女子だったら人生、捨てたもんじゃないのに・・・。

カッティーン・・・

あ・・・なんか今、めっさ嫌な音がした。

俺は即座に床を見た。

あああああああああああ!!メガネが!!俺の大事な、体の一部が!!

「おい!!」

俺はぶつかった相手を、呼び止めた。

「おっ前、どーしてくれんだよ!!今、俺の大事な体の一部が、床にカッティーンって!!これは、運動会のリレーで走るのに夢中すぎて、大切なメガネのレンズをどっかに落っことしてきたのを気付かなかったのに、1位を取った時の切なさだぞ!!(意味わかんねーよ。)大切な体の一部とは、一緒に感動のゴールがしたいんだよ!!はあ・・・これで、完璧に俺の人生が終わった・・・。」

「は?」

呼び止めた相手は、ポカーンとしていた。

「ああ、もう行って貰って結構ですよ?すいません、取り乱しちゃって。」

「・・・?」

全部、あのクソ犬の所為だ。アイツ、食えんのかな?

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