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第2話 メガネは体の一部なんだ!!馬鹿にすんな!!

「どうしよう、この人形。」

俺は家に帰りながら、人形を凝視した。そして、ふと横を見ると・・・。

「ゴミ箱・・・。」

があった。俺は何の迷いもなく、人形を捨てた。

「おい。」

俺は辺りを見渡した。

誰も・・・居ないよな?

「こっちじゃ。」

俺はゴミ箱を覗いた。

「この人形が喋ったのか?」

んな訳、ねーよな。うん、ねーよ。

「わしは人形ではないぞ。いぬが・・・。」

俺はゴミ箱の蓋を閉めた。

「俺、頭でもぶつけたかな?」

「なぜに、閉めるんじゃ!?」

人形が俺に飛び掛かってきた。

「なんで、人形が喋るんだよ!!」

俺は人形をはたいた。

「人形ではない!!犬神様じゃ!!まったく、どいつもこいつも!!」

コイツ、鬱陶うっとうしいなあ。つか、何だよ犬神様って。

「どいつもこいつも?つか、何なんだ?お前・・・?犬神様って?」

「いっぺんに、質問するでない!!馬鹿野郎!!」

・・・ムカッ

「何様のつ・・・。」

「お前今、わしを捨てたじゃろ?」

無視か、コラ。

「あー・・・捨てた、捨てた。」

「わしは、お前を呪うぞ?」

勝手に俺の靴箱に入ってた、お前が悪い。

「どうぞ、ご勝手に〜?」

「この、馬鹿面ばかづらメガネ。」

・・・ば?

「お前今、何つった?おい、クソ犬!!られてーのか!?ああ!?」

馬鹿面は許せるが、メガネだと!?

「どうなっても、わしゃ知らんもんねー!!」

犬は舌を出しながら、空へ飛んでいった。


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