七話 友人
めっちゃ投稿遅くなりました!
最近妙に忙しくて(汗)
最近、寒いですよね。みなさん風邪とかに気を付けて下さい。
七話 友人
俺の友人は、文武両道でみんなから慕われていた。イケメンで、いい奴で、男女共に平等で、リーダーシップもあって、周りを明るく照らし出してくれた。
そんな彼が闇に落ちたのは、あの女のせいだ。
あの卑怯で最低の女のせいだ。
あの女さえいなければ、彼は闇に落ちたりしなかったろう。
彼とあの女が付き合いだしたのは今から2年前のことだ。
あの時はまだあの女についてよくわかっていなかった、そんな俺は彼を祝福した。
小、中、高、と女にモテていた彼だが、誰とも付き合おうとはしていなかった。きっと真面目な彼のことだから、学校生活は勉学と、部活に捧げていたのだろう。
だが、大人になれば違うだろう。
結婚とか色々考えるようになる。彼も、早めに結婚をしたかったのだろう。
でも、だからと言って誰でもいいわけでもなかろう。
でも、なぜあの女を選んだのかは、全く分からなかった。俺にわからなかったぐらいだ、きっと誰にもわからなかっただろう。
一応あの女の特徴を言ってやろう。(いいたくねーけど)
・美人かと言われたらまぁまぁ美人
・男好き(あいつの前では隠してたみたいだがな)
・酒に弱い
・スタイルはふつーにいい
・悪口大好き
・彼氏とご飯食べ行ったら全部彼氏に払ってもらう
・目の下のほくろ
・計算高い
・ちょっといいマンションに暮らしてる
やべー、俺の脳から情報が溢れてくる。
俺には、もう一つ隠れた能力がある。それが、瞬時情報記憶能力だ(この能力の名前は博士がつけた)この能力は、人工的に作って俺の中に存在する能力だ。作ったのは博士。
俺の信頼してる奴だ。変わり者だし、気難しいとこもあるけど、ふとしたところで優しい。
チャラリロ〜♪
どうやらメールが届いたようだ。
ケータイを確認する。時刻は午前3時。
【目標がまた、人を殺した。殺してしまっても構わない。早く奴を捕らえろ。】
上官からのメールだった。
ニヤリ、不気味な笑みを浮かべた黒い男は闇に同化し、目標の位置を確認し、音もなく消えていった。
ここから何が始まるのか。いよいよ、能力同士のぶつかり合いになるのか、俺にはわからん。ただ‥‥愛するものを守るために。
明日、できたら次話を投稿したいと思います。