二話 あの日
二話 あの日
あの日は、大雨の日だった。そんな日に限って僕と彼女はデートをする約束をしていた。待ち合わせは駅の北口。その日は大雨もあってか人は少なかった。僕は約束の時間より早めについていた。
【ついたよ】
僕は彼女にそうメールをしたと思う。すぐに彼女からメールが届いた。
【ごめん!もうすぐ着く!】
僕は、彼女がくるまでの時間、ゲームでもしていようと思い、今ハマっているゲームをしていた。気がついたら辺りはもう真っ暗で、約束の時間からすでに6時間も過ぎていた。僕はおかしいなと思いメールが届いていないか見てみたが何も来ていなかった。それで、僕は怒って帰ってしまった。
家に着いてテレビをつけた瞬間僕はその場で泣き崩れた。テレビには彼女の顔写真と殺されたというテロップが流れていた。
僕はショックでしばらく動けなかった。それでも耳はテレビの情報を聞き逃したりはしなかった。彼女は、人気のない空き地で見つかったという。死因は男数人に強姦され、身体中にナイフのようなもので何箇所も刺されたことによることらしい。発見された当時遺体は酷く損傷していて見ていられないほどだったと後に警察の方に聞いた。彼女の顔やお腹、性器には大量の精子が付着していた。また、胸は拳で殴られ変形していた。僕は、何故そんな酷いことをしたのか理解できなかった。
翌日、僕は彼女の冷たくなった体の前にいた。あまりに変わってしまった姿が目に焼き付いて今も忘れることはできない。
犯人の男数人はまだ未成年だった。動機は、「俺たちの前を通ったから、ムカついてちょっと痛い目見してやろうと思ったから。」
だと、僕はそれを聞いて呆れた。
何なんだよただ前を通っただけだろ?意味わかんねーよ!なんで僕の彼女が‥‥っ!
そう思った。
2年前までは。
続きは、多分明日です。