表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

弱ホラーな短編

彼の恋

作者: あの時の人を探して

僕は同い年のとある女性が好きでした……。


何故好きになったのか自分にも分かりません、ただのその子が好きでした。


僕はずっと片想いでした……告白する勇気なんて持ち合わせていませんでした……我ながら小心者です。

だからずっと影でその子を見てました。


それなりに彼女は幸せそうで僕には太陽にも見える程彼女の見せる笑顔は綺麗だと思いました。

その笑顔を見るためずっと彼女を僕は影で観察していました。


そしてとある春の事でした……。

その子はとある男の子に告白しました。

その告白された男の子は僕の知らない子でした。


告白された子は告白を断りました。

彼もまた片想いをしていました。

彼は断って直ぐに何処かへ行きました。


彼女は何が起きたか分からない様子でした。

彼女はしばらくした後何処かへ消えて行きました。



彼女は戻って来ませんでした。

告白された彼も。

警察も彼女と彼を探しました。

無駄でした。



それから何年も何十年も過ぎました。

それでも彼女と彼は見つかりませんでした。



彼女が消えてから僕は衰弱していきました。

それでも僕は彼女が戻って来るのを待ちました。


それでも彼女は帰って来てません。

このまま僕は待ち続けるのでしょうか?

何千年も彼女をいやあるいは――

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ