最終話 忘れられた世界から。
ちょっと短いかな?と思いますが、とりあえず完結です。
全く点数とか入らなかったけど、それなりの人に読んで
もらえたのでちょっと直しました。
多少のトラブルはあるものの、この世界は静かすぎた。
はじめは、世界全体に関わるシステム障害が発生していたから、確かに人類滅亡
とかそのクラスの危機があったと思う。
そのトラブルは自分の経験、知識範囲で対処できていたのでこの世界に自分が呼
び出されたのは間違っていなかったろうけど、1~2時間程度の作業で終わるよう
なもので、あえて触れていなかったがこの星の人口がどれくらいか集計してみた。
過去100年くらいから遡ると億単位の人類が居たようだが、どうもこの星自体
の場所が良くなくて、重力が大きい惑星の干渉や数光年で到達してしまった超新星
爆発などに晒されて極端に人口が減り、途中でこのシステムを作り上げたオーバー
テクノロジーを持つ聖者?が改善に努めたので絶滅は回避されたものの、数十万、
数千と人類は減少して、種の保存には少なくとも万単位の人間がいないと安定しな
いが、ダメだろうと判った時点で様々な手段で惑星からの離脱が始まり、驚く事に
クロエの両親が最後までこの星に残っていた。
何度説得されても応じず、この星に生き、骨を埋めていきたいと曲げなかった。
それでも置き土産の全般的に自動化された環境が両親を守り続けて、クロエが生
まれたようだ。
その後も宇宙から、大自然からの過酷な干渉は続き、冗長性と強靱さを兼ね備え
たシステムと言ってもメンテナンスが無い状態では限界があり、徐々に人間が生活
するには無理が生じ、本来ならば父親からクロエにこの世界はどんな状態かそして
自分たちに対処不能の事態が生じたときにどうしたら良いか?と適切な年齢に達し
たら教えるべきだったろうに、機会が無かったのか、過酷な現実を直視するには辛
かったのか、言えずに亡くなってしまったんだな。
と言う事で、この星に存在する人類は2名しかない。
この事実をクロエにどういう風に伝えたら良いのか。
畑の管理と家の防犯はゴーレムたちに任せられるので、俺とクロエはもっと広い
範囲でこの星の状態を見に行くことにした。
事前に畑で取れる作物や魔物から得られる食料を1週間掛けて量子化固定袋に収
納し、ゴーレム玉と同じような原理で周囲の物質から小屋を形成するコテージ玉が
あったので寝泊まりするのはそこで、水はその辺の地面に刺すと水脈を探して濾過
して飲料水を汲み上げる携帯井戸など、大抵のところで困らない準備をして、俺は
腰にクロエからもらったナイフを装備してあり、クロエも父親の形見である長剣を
ベルトに装着してやる気十分である。
天気も快晴、後押しするように山風が吹き下ろしており、
「じゃ、この前の山とは違った方向に行こうか?」
「では、こっちの方に行きましょう!」
といって、クロエは山を回り込む方向に歩き出したので、ついていった。
「……ライデン様って、食べ物で好き嫌いがないの?」
「そうだなぁ。梅干しがちょっと苦手なんだけど、この星には無いし」
「どんな食べ物なんですか?」「えーっと梅という木があって……」
クロエも俺の住んでいる世界に興味があるのかなーなんてとりとめのない話をし
つつ、てくてくと平坦な砂利道を歩いて行き、日が高くなってくる頃に山間を抜け
ていくと、平坦な場所に小屋が見えた。
といっても、周囲は枯れ葉や枝で半分埋もれていて、住んでいる気配が無い。
「見たところ、誰も居ない感じだな」
「私も小さい頃、あちこち行ってみたんですが、あんな感じのとこばかり。
でも……あったー!この木の実は、おいしいんですよ?」
この小屋に住んでいた人は、この木の実を楽しみにしてたんだろうなーとクロエ
がこういうのがおいしくて、こっちのはダメとか判断してくれるので状態の良さそ
うな実を拾い集めて、量子化固定袋に入れておいた。
日当たりの良い場所に座って、水筒から水を飲み、クロエが作ってくれたサンド
イッチを食べて一休みしている。
「ずっと一人だったんだよな。退屈しただろう」
「家の手伝いや畑仕事とかあったし、大きくなってから父の魔物狩りについていっ
たりしてたので。
でも、父も母もほんといろんな事を知ってて勉強が楽しかったです!」
そうだよな。生まれたときから家族以外の人間がいなかったので、友達や誰かと
あそんでみたいなんて発想がないか。
花や木々の濃密な匂いや風が吹き抜けたり、見知らぬ野鳥の鳴き声や遠くに見え
るシカ?とか居て、何も無いってことじゃないんだよな。
さて、休憩を終えて出発だ。
「ライデン様は、どんな風に生活してたんですか?」
「こういう自然から遠い場所で、コンクリートとかで出来た石の建物に住んでる。
電車って言って、何百人もの人がその乗り物に乗って、仕事場に行くんだ」
興味津々ってかんじで聞いている。クロエはどんな風に想像しているんだろうか
見たことも無いだろうし、大勢の人っていっても姿形の違う人々をどう思うか。
そんなことをつらつら話しているとキツかった上り下りがゆるやかになって来て
夕焼けになって来た頃、視界が一気に開けて眼下に見えるのは、
「あぁ……クロエ、俺の世界では、ああいう建物に住んで仕事しているんだ」
「こんな所まで来たことありませんでしたが……ぜんぜんちがうお家ですねー!」
俺の居た世界と違うのは、街灯や窓明かりがあって、行き交う車、人が居るはず
なのに夕焼け色に染まったビルやマンションを思わせる四角い建物やがいっぱい見
えているだけで壁面はツタ草が生い茂ってるし、虚無を感じさせる窓しか無い。
クロエは行ってみましょう!と元気なので早足に向かっているが、デザインとか
素材が俺の知ってる感じでは無いけど、だいたい似たような感じだけに廃墟感が強
くて、巨人が踏みつけて転んだように崩れた建物の行く先に巨大な岩石があるのは
隕石か、巨大な火山弾なのか。
ガレキとなった建物に近づいても周囲に遺体がないので天災があっても人間がい
なければ、悲劇もないか。
「こんなでかい岩が落ちてきたら、どうにもならないな」
「ですねー。だから、この辺の人たちは怖くて引っ越しちゃったのかなぁー」
他の惑星へと長い旅に出たと思うが、引越と言えば、そうだな。
「もう、日も落ちるから、ここに泊まるか?」「はい!」
コテージ玉を開けたところに転がすと地面に沈み、5分もしないうちに小屋が。
ドアを開けてみると壁際にスイッチがあって入れると中が明るくなるし、テーブ
ルとイス、寝具まで出来ているし窓が透明なので外も見えて、便利な物だ。
「わー! 台所もありますねー。ライデン様はそこに座ってて下さい」「おう」
ナベを出して、拾った木の実を入れて水を注いで煮ているけど、どうやって?
「クロエ、どうやってナベを加熱しているんだ?」
「私だって、日常生活レベルの魔法を使えます! ナベ、もっと熱くなれー!」
どういうことが魔法か判らないが、クロエの命令を聞いて対象のナベが温度を上
げているのはごくごく小規模の融合熱が発生していて、燃料などがなくても任意の
場所を加熱することが出来るようだ。
しばらく煮込んで、クロエは量子化固定袋からザルを取り出して、排水口に置き
ナベからザーッと湯を流してる。木の実、冷めろー!とアツアツの木の実を魔法で
冷ましてるのは、木の実の熱エネルギーを微細物質に転換して冷やしてるからいち
おう物理学的な処理で実現してるんだな。
「ライデン様、皮ごと食べられないので一緒に剥きましょ?」
「ああ、皮が固そうだしな!」
いいですかー?ナイフをこうやって使ってーと説明してくれるクロエがかわいら
しく、なんか楽しかった。剥いた木の実はその後、イモや肉と一緒にシチューの具
となって、
「いただきまーす」「いただきます」
耳がツーンとする静寂だけど、クロエと一緒なので楽しく食べられる。
年下の女子とずっとこうして生活するなんて今までの俺の人生からすると考えら
れなかったな。まあ、こんな特殊環境でも無ければムリだったんだろうw
いつもの野草茶を飲み、後片付けをすると何もすることが無いので、部屋の明か
りを消して寝ることにした。
窓の外は何の明かりも無いので降るような星空だ。
「……ライデン様って奥さんとか恋人とか、居るんですか?」
「……ん? 別に居ないけど。だから、しばらく戻れなくても大丈夫だ」
「そう、なんだー。」
何を思っているのかクロエはバタバタしてて、静かになった頃、俺も寝てた。
朝になって、外に出てみたが何の変化も無い。天気が曇りになったくらいか。
クロエが作ってくれた朝食を食べて、この辺を散策してみたが伝説の武器が埋
まってる訳もなく、放棄された町なのでめぼしい物が残ってない。
システム側から見ても、機能は停止したものばかりで見た目通り、何のメンテ
ナンスもされていないので水道、電気に該当する社会的インフラが動いてないの
でほんと、廃墟だ。クロエも興味なさそうなので午前中で帰ることにした。
◇ ◇ ◇
次は海を見てみたいと理由を付けてクロエと旅を続けているがやはり、誰にも
出会わない。
様々な漂着物と火山の噴火があったのか、ざざーっと波が押し寄せる黒くザク
ザクした海岸を歩いてる。
「……海が澄んでいてきれいだなあ。遠浅だし、夏になったら泳ぎに来ようか?」
「そう、ですね。一人で居たときはここまで来る気にもなりませんでしたから」
だろうな。危険な魔物やそもそも、食料に余裕が無い状態だったし。
それでも青い海を見て、潮風に吹かれていると気分が爽快になってくる。
しばらく散策して、漂着した大きな木がちょうど腰掛けやすかったので、並んで
座っている。ここまで来る途中にリンゴの木があったのでかじりつつ、
「なあ、クロエ。家を基準に1週間くらい見て回ったけど、誰にも出会わないな」
クロエは不思議そうな目で俺を見て、しばらくしてからうなずいた。
「あの……私、生まれてから今まで、お父さんとお母さんしか知りませんでした。
なので、ライデン様が出現したとき、ほんとうに衝撃的でした」
「そう、だったのか。幸い、俺を見て逃げ出すほど相性が悪くなくて、よかった」
クロエは、もじもじして俺にもたれかかってる。
「ライデン様……私、一目見たときから、ずっとこの人しかないって思ってて。
だいたい判っていたんです。この世界って、人が居ないんでしょ?」
「……実は、そうなんだ。あなたの両親が最後の人たちで、今は俺たちしか……」
びょうびょうと風が鳴り、強烈な孤独感に口を閉ざすしかできない。
クロエは立ち上がり、俺の前に来て身をかがめ、顔が近づいて…唇が触れた。
「私のこと、嫌いですか? そうでなかったら、この世界から連れ出して!」
父親のように思っているのかと思ったら、そうではなかったのか。
久しぶりのキスに衝撃を受けつつ、俺は立ち上がってクロエを抱きしめた。
「あなたの両親はこの世界で死ぬ事を選んだ。それでも、か?」
「はい! ライデン様の奇跡や魔法でもどうにもならないことがまた起きると
思います。ライデン様の居た世界は、そんなではないのでしょう?」
キラキラした表情と生き生きとした瞳が意思の堅さを表してる。
「まあ、ここほどの過酷さは無いと思うが。退屈しないかな?」
「私、もっと外の世界を知りたい! そして、ライデン様と一緒に居たい!」
ぎゅっと抱きあって、熱くキスを交わした。
わだかまりが解けて、帰り道は気楽な感じで日が暮れる前に家に着いた。
疲れた俺たちは、先週あたりに風呂に入りたかった俺が地下水脈から温泉を見
つけて作った石造りの露天風呂があるので、さっさと服を脱いで、手桶でお互い
の体の汚れを流して、一緒に湯に浸かった。
「ふぅー。気持ちいいー…ライデン様は変に気遣ってましたが一緒に入りたかっ
たんですよ?」長い髪を結い上げたクロエは色っぽいな。
「えっ?! 俺の居た世界は女子と風呂なんて、子供の頃しか……わっ!」
いたずらっぽい目をしたクロエは抱きついてくるので、生々しさがヤバい!
「私もライデン様も大人ですよぉー? ねぇ、夫婦になるんですよねぇ?」
「こ、この世界の習慣だとそうなるのかもしれないけど、けっこう年齢差が…」
さっきより熱いキスを交わし、のぼせそうになって来たので、
「まあ、疲れも取れたし、夕飯にしようよ!」
「えーっ?!もっとイチャイチャしたいー!」
ごねるクロエの変化にドギマギしつつ、湯から上がって体を拭いて服を着た。
さっきのこともあって、いつもより温かい雰囲気の夕飯を食べつつ。
「ライデン様、実は奇跡数でしたっけ? 十分、貯まっていたんでしょう?」
「よく覚えてるな、そんな事。……まあ、ちょっと前から十分貯まってたよ?
でも、クロエがここに残りたいって言うなら、俺も残ろうかなとか」
「きゃーっ!! やっぱり、私のこと好きだったんですね!」
顔が熱い。なんか真っ赤になってると思う。うぅ。
「も…もし、勘違いだったりすると年下の子だし、ダメージ大きいし」
「もう。どうせだったら「俺と一緒に来い!」のほうが良かったなぁー」
まあ、そんな恋人同士みたいな気分で夕飯を終えて、薬草茶を飲んでしんみ
り話しているうちに一緒に寝ましょう?とかなって……まあ、なんか、した。
翌朝、お父さんとお母さんの墓をきれいに掃除して、俺はシステム操作で
この墓と家を特別保護モードで囲んで損なわれないようにした。
「お墓もきれいにしたし、ゴーレム玉も教えてもらったとおり回収しました」
「それ、俺の世界では使えないかもしれないよ?」
「ふたつともよく働いてくれたので、置いていけません」
「そうか。持っていく物は量子固定袋のポーチに入れてたけど、それも出せな
いかも?」
「うーん……最悪、わたしとライデン様が一緒なら、いいです!」
「まあ、何とかなるだろう。では、この世界を見納めだよ?」「……はい」
澄んだ空気、雲一つ無い空や畑と川、山並み。でも、死んでいる世界。
「行きましょう、ライデン様!」「では、帰還する!」
システム空間の歯車アイコンを押して出てくる、『元の世界に戻る』ボタン
はグレー表示から押せるボタンになっていて、押すと「すべての奇跡数を消費
しますがよろしいですか?」と出るが、迷わず実行ボタンを押した。
融合熱を使ったときのように世界が明るく輝き、俺たちは意識を失った。
◇ ◇ ◇
大小のファンや空調機が騒々しい、サーバールーム。
時計表示を見てみるとはっきりとは判らないが、あの世界で過ごした期間は
1ヶ月くらいあるのに1時間も経ってない。
いくつかのメールを処理し、故障で降格されたHDDを交換したりして。
「…ライデン様? ここがそうなんですか? その、タナカジロウって…」
「あ…クロエ、ちゃんと来られたんだな。ああ、本名は田中二郎なんだ。
あの世界では、漢字の名前とか無いだろうから、ジロウとでも呼んでくれ」
クロエの目線が変というか、指の動きとか……もしかして?
「うーん、慣れるまでライデン様の方がいいです。それよりも、この透けたよ
うないくつもある板は、ライデン様が私の世界で見えていたのと同じ?」
「ああっ!! もしかして、この世界も同じシステムがサポートしているのか
もしれない。
じゃあ、クロエ。俺の名前のところにあるこんな形(指で歯車を描いて)の
を指で突いてみて? そして、アカウント種類の変更を指で突いて~そこの
種類を統合管理者って変えて~適用ボタンを指で突いて? うぉー!」
「やってみましたけど? あ、ライデン様も同じ画面が見えるんですね!」
「今度から、クロエも聖者の仲間入りだな」「やったー!」
ひとしきり盛り上がってから、そろそろ交代時間だったのでこっそりとサー
バールームから退出し、クロエに予備もマスクを着けさせるのに苦しいとか抵
抗されて我慢してもらうのに苦労したが、外人に見えるので少々見かけない服
装でも目立たなかったが、人目に付かないようにビルから出るのに気を遣った。
帰宅までの経路を単純にしないとクロエがパニックになりかねないから、タ
クシーを使って戸惑って、キョロキョロしているうちにマンションまで着いた。
「ここが、ライデン様の家なのですか?」と首が痛くなるくらい見上げてる。
「集合住宅と言って、何十人もこの建物に住んでいるんだよ。
それで、これはエレベーターといって、大丈夫だから、入って?」
「こんな狭いところで……わっ、部屋が動いた!」
怯えて抱きついてくるクロエに苦笑しつつ、大丈夫だからとなだめつつ、自
分の部屋の階に着いてドアが開いたので廊下に出た。
自分の部屋の鍵を開けて久しぶりに自宅に戻るとほっとするなー。
「まあ、ここが俺とクロエの家になるんだ。
教えなくちゃならない事がいっぱいあるけど、あの世界より活気があるよ!」
「……ライデン様の家に住まわせてくれるのですか。ほんとに?」
「ほんとだよ。だって、夫婦になるんだろ?」
「えへへーっ。もう、ライデン様ったら!」
とか初々しい感じで、部屋にあるものとかトイレの使い方を教えたり。
そんな事をしていたら、クロエの様子がおかしいのでシステム空間からチェ
ックしてみるとお互いの体は異世界から戻った俺と異世界から来たクロエとで
免疫とかやっぱり影響してるところがあるので問題となるところを調整して、
髪の毛の色を変える事が出来るようなので、
「クロエ、髪の毛の色、金色から変えて良い?」
「そういえば、ライデン様と同じ黒の人ばかりですね……この茶色は?」
「茶髪くらいはふつうにいるから、コレするか?」「よろしくです!」
なんて、人間の体をこんな風にいじれるテクノロジーとはどれだけレベルが
違うんだろうと今更、驚いたり。
クロエの戸籍関係とかどうしようと思ってたけど、まあ、この世界のシステ
ムなんて、クロエが生まれたときからこの国に居たように書き換えたり、問題
が起きたときに対応するAIを常駐させて干渉することなんて簡単だな。
まあ、そんな感じでクロエはこの世界に馴染んで行き、開放的な世界で育っ
た彼女は家でじっとしていられないので、ネット経由で請け負うなんでも屋的
な仕事をして家計を助けてもらってる。
なぜ、なんでも屋かというと掃除や故障したものの修理、捜し物とか俺とク
ロエが使える異世界システムから魔法とも言えるスキルが使えるので解決率が
高く評判が上々なので、今のキツい会社を辞めて、クロエと会社を立ち上げよ
うかなと準備している。
いきなり異世界に飛ばされてこの世界に二度と戻れないかもしれないと人生
を諦めていたけど、きれいな嫁も出来て意外な事から人生って判らないなーと
思うこの頃だ。
ファンタジーよりSF寄りだったかな?
とりあえず、滅び行く世界より、少女は救われました。