砂とリアルと妹と
とりあえずは称号の確認だ。
称号:無慈悲
一定時間内に、敵対していなかったモンスターを一定数連続で討伐した証
効果
自分よりも相手のレベルが低い時、STRに中補正
あ、この効果は良いね。レベル上げが多少捗りそうだ。っと、もうこんな時間か。昼作んないと。ログアウト。
「っはあ...。ゲーム内で結構時間たったのにまだ12時って慣れないな」
一階に戻るために部屋を出ると、ちょうど葵も出てきたところだった。チュートリアルを終わらせたのか、心なしか上機嫌に見える。
「あっ今日のお昼なに?」
「ラーメンだ」
「麺だー!久し振りだね!」
「階段で跳ねるなよ。怪我するぞ」
「はーい」
この後は何をするか。ゲームは確定なんだが、やることがなあ。金ないし。と、考えながらラーメンを食べていると、葵が質問をしてきた。
「ねえねえ、結局何に進化したの?」
「ん?砂人」
「へえー。砂人なら多少見かけたよ。一応ユニークからだし、固有スキルは?」
そうか、ユニークからだとスキルが違う可能性があるのか。
「【砂化】【砂操作】【岩化】だけど?」
「あっ!やっぱり特殊なんだあ。普通の砂人には【岩化】なんてスキルは無いんだよ」
「そうなのか。まだ使ったことないんだけどね。ところで、なんで普通の砂人のスキル知ってるんだ?」
「お兄ちゃんまさか知らない?情報掲示板のこと」
あー。なんかあったなそんなの。今思い出した。
「今思い出した」
「そこのまとめとかはちゃんとみといた方がいいよー。スキルの取得方法とか乗ってるし」
まじか!それは確認しなくては。よしやることは決まった。スキルを取りまくる!
皿洗ってもう一回やってくるか。




