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illusion of blue

作者: little-bee

これは詩です。短いです。意味不明かもしれません。それでも読んでやろうと言う方はどうぞお読みくださいませ。万歳をして喜びます。

illusion of blue




天を仰ぐと、泣きたくなるほど蒼い(そら)がそこにはあった


かつてはほんの少し手を伸ばせば届きそうだった蒼き幻想


あと少し背が伸びれば、あと少し大きくなれば、きっと届くと思っていた



けれど今、あの頃よりも遥かに高く伸ばすことが出来るこの腕が穹に届くことはない


寧ろ、あの頃よりも遠くなった、それはきっと蒼き幻想



大人になるほど、穹は遠く離れてしまうのだろうか


あの頃の想いはどこに消えた?

 

忘れてしまった、あの頃の想い



何かを願うこともなく、何かに祈ることもなく


ただ幸せを、悲しみを、楽しみを、苦しみを、享受していた


妥協という言葉を知り始め、゛人間゛になりつつあった、あの頃の―――想い


私は何を想って穹を見上げていた? 好奇心? 興味? それとも―――?



解らないから、遠く感じるのだろうか

遠い遠い、蒼い穹

それはきっと蒼き幻想



届かぬ想いと共に離れ消え行く


それはきっと、蒼き幻想




 

何時の頃だか覚えてもいない。


ただ、思った。

あの穹に触れたいと。


ただ、想う。

大切な者と重ね合わせて。



穹という名の蒼き幻想。

それは決して掴むことの出来ない幻想。


けれど、穹に重ねた想いは決して消えはしない。



忘れる勿れ、大切な想いを。忘れる勿れ、希望に満ち溢れた世界を。



忘れる勿れ。

誰もが同じ、蒼き穹の下にいることを。

こんなに拙い文を読んでくださってありがとうございました。

心優しいあなたに感謝致します。

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